ここから吐き出される半分の物。


この口から吐き出される半分の絶望。

そして、この口から吐き出される半分の期待。


透き通るその心を破り捨てて、燃やして、何が残るだろう?

何も残らなければいい。

何も残らないで欲しい。


汚いものならば、見たくはない。

綺麗なものならば、目を焼くだろう。


ただただ怖い。

ずっと、ずっとずっと怖い中に居る。


でもその恐怖を捨て切れず、あたしは此処をくるくると回ってるだけ。

行っては戻って、行っては戻ってを繰り返して、時を無駄にしてるだけ。


愛を持って捨てなければ。