先月26日。
猫夫婦の22回目の結婚記念日に、
最愛の猫を亡くしました。
つい3日前まで普段と変わらずとても元気だったにゃんこ。
前日の25日、仕事から帰ると三男が、
「にゃんこがすごい吐いてる」
普段そんなに吐くことはない子で、
嘔吐物も透明だったため、何かおかしいと急いで病院へ。
腎臓と肝臓の数値が跳ね上がっていました。
詳しく調べてみると、
猫エイズを発症していました。
読者の方で覚えている方いるかな?
へその緒がついた状態で庭に産み捨てられていたにゃんこ。
拾い上げると小さく「にゃ」と鳴いたので、
慌てて温めて、大事に大事に命を繋いだあのにゃんこです。
まだ6歳。
急性腎不全を起こしていました。
点滴や注射を施してもらい、次の日も同じように夕方に来てくださいと。
「休診日ですけど、診ますので」
そう言ってくれた先生に深々と頭を下げ、
にゃんこを抱きしめて帰りました。
次の日、26日。
朝から様子が違ったにゃんこ。
息が浅くなって、体温も下がっているように感じたため、朝イチで病院へ連絡しました。
薬自体は丸一日保つので、予定通り夕方の来院でと言われ、
代休だった三男に「何かあったら連絡して」と頼み、仕事へ行きました。
お昼前。
パニックになった三男から電話がありました。
よだれが泡のように溢れて、息が荒い。
「にゃんこが死んじゃう」 と。
慌てて帰宅し、
この日は近くで仕事だった猫パパにも来てもらい、
病院へ連絡して駆け込みました。
今日が余命だと思います
腎臓が全く機能しておらず、
肺に水が溜まっていました。
苦しくて、泡のようなよだれが出るんだそうです。
肺の水を一時的に抜いたとしても、いわゆる透析か腎移植をしなければ同じことを繰り返す…
水を抜くために麻酔をかければ、恐らくそのまま逝ってしまうだろう…
私たちにしてあげられることは、少しでも楽になるように痛み止めを打ってもらうくらいしかありませんでした。
「息苦しいのをなんとか取ってあげたいけど、それだと眠らせてあげるしかない…
安楽死ではなくて、麻酔より少し弱い睡眠薬のようなものを使うことになるが、この状態だと、その薬でもそのまま逝ってしまうかもしれない…」
猫パパと相談し、
痛み止めだけ打ってもらい、自宅へ連れ帰りました。
長男と次男に連絡し、
なるべく早く帰って来てあげて欲しいと伝えました。
我が家にはほかに何匹かの猫がいますが、
猫ママの最愛で、
毎日抱っこして溺愛し、夜も欠かさず一緒に眠っていました。
可愛くて可愛くて仕方ない大切なにゃんこ。
我が子のようにと言っても足りないほどの愛情を注いでいました。
夕方、部活を休んで次男が帰ってきました。
それまで何度も呼吸困難を起こし、苦しんでいたにゃんこが急に落ち着きました。
次男に寄り添われて安心したかのように、呼吸が落ち着き、
しばらく静かな時間を過ごしました。
17時を過ぎた頃。
これまでとは比にならないほど苦しそうな発作を2・3回繰り返しました。
肺に水が溜まっているということはどういうことか。
これを何度も繰り返し、
最終的には呼吸困難で亡くなるのだ。
そんなの、溺れるのと同じじゃないか…
何度も息が止まりそうになり、
咳き込むことも出来ず苦しむにゃんこを目の当たりにして、猫ママは決めました。
「眠れる薬をしてもらおう」
泣きながら次男に言いました。
長男と猫パパに連絡し、
猫パパが急いで帰ってきてくれました。
「猫パパ来たよ!」
と次男が叫ぶと、
苦しそうにうなだれていたにゃんこが立ち上がり、
玄関に向かって歩いて行きました。
慌てて玄関を開けた猫パパに「にゃぁ…」と鳴き、
そのまま抱かれて、みんなで病院へ向かいました。
