今日は医大の診察日でした。
まずは前回受けた検査の結果…
WAIS。
パソコン画面に表示されたものを見せてもらいました。
が、
当然、既にうろ覚えです。
検査結果を用紙として出してもらうにはもう一段階いるわけね。
…てことで頼んで来ましたが…
これは次回の診察時になるようで。
んー…
覚えてるところだけ。
全知能 117
言語性 114
動作性 122
? だったかな?
それくらい。
医師「知的には普通以上。
ですが、なんていうか… どれが低いとか言うよりも、一部だけすごいできることがあるって感じですね。」
あ、はぁ。笑
パッと画面を見た時、
確かに一部だけ ドカン と とんがり帽のように突き出た部分があるようなグラフ。
それが、言語分野にも、動作分野にもそれぞれある。…というグラフでしたね。
(下位検査のグラフ)
んで、記憶のとこだけ カクン と下がってるって感じのグラフ。
飛び出てたのは、「類似」と「積み木」だったと思います。
これは2つとも、18とかそれくらいの点数があって、
けど、「知識」は、確か6しかなかったと思いますし、
あと、数唱も6…だったかな?
それとあと一つ、動作の方で明らかに凹んでるところがありましたね。
どれだったかなぁ…
その他の項目は、凸凹しつつも13~9辺りにおさまってる感じで。
群指数にしても、さほど凸凹って感じではないような。
「知能検査」として、「問題があるか」って言われると、問題はない。 とのこと。
医師「ある意味で統合しちゃってるんだな って感じですね~」
うわぁ… すごいわかるわ それ。笑
心理検査の結果は、用紙をもらってから改めてもう一回探ることとしておいてですね。
もう一つ、ADHDの傾向を見る聞き取り検査のCADDIDという検査の結果は、
医師「こっちはハッキリ出ましたよ」
見ると、ADHD 混合型 と。
医師「なので、とりあえずADHDである。と。
自閉の方は… これ(WAISの結果)どう見るかって話と、
定義に当てはまるかどうかって話になるんですが…」
猫ママ「親の聞き取りとかって話なんですよね?」
医師「そうなんですが、知的に問題がない人って難しいですね。この凸凹を元に診断をつける人もいるけど、自閉の定義って本来そこでなくて、社会性の欠如とかこだわりとかで…
でも、大人の人って、経験でソーシャルスキルは一定レベルに来ちゃってることも多くて。
感覚的な部分についても、最近はよく議論されるし、特徴的な部分だと思うんですが、診断ってとこになるとその基準には入ってないんですよね。
こだわり だけでは基準を満たすことにならない」
なるほど。
猫ママ「自閉的な部分で、私が一番辛いのは感覚過敏です。
こだわりで譲れなくて…困ることもありますが、前面には出てないのかもしれません。
日常生活という意味で困っていることを並べると、それはADHDの部分の方が多いのだろうとも思います。
社会性の欠如という意味では、仕事をすることが難しいということもありますが、それもADHDの症状が原因として混ざってる部分もあるし…」
医師「そうですね。
自閉的な傾向は見て取れるんですが、診断はつけにくい。
ただ、間違いなくASDの要素もあるはずです。」
なるほどねー…
医師「診断 となるといきなり難しいっていう話になりますね。
大人は、療育の代わり…ではないですけど、色んな経験をしてますから。」
わかる気がする。それ。
医師「とりあえず、自立支援の申請自体はADHDだけでも充分通りますし、ADHDの診断が出てる分、自閉をつけるかって言ったらいりますか?ってなくてもいいかな?と。」
それはそうかも。
でも…
猫ママ「ただ、私自身、人間関係や空気感や…色んなことで、自閉の症状で困ってることも事実で、
自立支援や手帳を取るために診断をもらうって目的で来てるわけではないんですよ。
自分が何者なのかってところをハッキリさせて、その上で困りごとの対策を練るために来ているので…
自分自身は、自閉だと思ってますし、
いるかいらないかじゃなくて、自閉じゃないの?ってとこに… 変な話ですが、ようはそこにも拘ってるので…
自閉なのかそうじゃないのか、先生に判断して欲しいです。」
しばし考え込む医師…
医師「わかりました。そういうことなら、猫ママさんは自閉です。」
え? 笑
医師「役所に出すのには根拠が少ないと思いますから、差し戻されたらとっちゃうかもしれませんが、もうじゃあ自閉もつけときますね。笑」
なんで私が出会う医師は変なとこが軽い人が多いんだろう。笑
ま いーや 笑
そんな感じで、診断としては、自閉+ADHDの混合型 で。
医師「シナプスの問題とか考えたら、感覚的な傾向も掘り下げるべきだと思うんだけど…」 と、何やらブツブツ言っておりました。笑
手帳の申請はまだなので、とりあえず自立支援の申請を行うための診断書の手続きを取り。
これは、出来次第 郵送してくれるとのこと。
(ちなみにですが、この診断書の手続きも、診察後わざわざ下の窓口で行い、そこからまた医師に戻すという形でした。)
そして、お薬は、前回までの40mgに+25mgを一カ月分処方。
薬については、また別記事で。
薬以外の治療…て話もしたんですが、
やはり「支援」という形と、「カウンセリング」という形になるわけで。
具体的な支援がどれくらいどうやって使えるかについては、手帳取得後の話になりますねー って感じで。
医師「まずは、出来ることを一つずつ全部やっていきましょう。
まず、薬を飲む。自立支援を申請する。
そして、半年経ったら、手帳も絶対とったほうがいい。
できることを全部。です。
それから、できるようになったことと、できなくて困ることを見て…です。」
はい。
ひとまず、診断はついた。
自立支援の申請も来月中には出せる。
薬の効果がどう出てくるか…
こんな話もしてくれました。
医師「ご存知だとは思いますが、どんなに訓練しても、薬を飲んでも、発達障害が完全に治ることはなくて。
結局、工夫でクリアしていくしかないんですね。
これはその他の精神疾患についてもそうなんですが…
治ることがないということは、支援や工夫や苦痛の兼ね合いでなんとかしていくしかないんです。」
そうなんですよね。
わかってますが、ちょっと切ないですね。笑
本日のお会計。
診察 ¥1470
薬 ¥7890
文書料 ¥3880(切手代込み)
前回の検査料 ¥1750
(5時を過ぎて、会計ができなかったので、本日の会計)