初診⑤・見たてと薬と自立支援制度と手帳 | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

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ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
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検査の話の後、医師からこんな提案がありました。



「今の生活の困難を少しでも和らげるために、投薬も視野に入れたらどうかと思いますが、これには二つの考え方があります。

検査をすべて終えて、しっかりと分析した後、正式な診断と検査結果を踏まえた上で、全体的な治療をどう進めて行くかという中で、投薬も含めて検討して行くやり方。

もう一つは、今の苦痛が少しでも早く、少しでも楽になるようにという意味で、
今から先に薬だけ飲んでおく。
すると、検査結果と診断が出る頃には、薬に対しての体の変化や、効果なんかも見えてきますね。
そこでまた、増量するかとか継続するかとか、他のものを使うか使わないかという話ができます。

私としては、この見たて(自閉+ADHD)でイケると思っていますので、診断が出る前の投薬も勇み足ではないと思います。

どうされますか?」






あ、そうですか。笑


「飲むならストラテラですか?」
「そうです。ストラテラです。笑」

ですよね 

「私の中でも、可能性として服用を視野に入れていた薬なので、飲み始めてもいいかなと思いますが…」

と、猫パパに確認。
頷く猫パパ。


…で、投薬決定。


「ストラテラは、慣れることで効果を発揮する薬です。
診断が出るまでの一ヶ月を有効に使いましょう」

とのことで、次回の診察までの32日分を処方。



*薬については別記事で詳しく書いていきます。


それに伴って、自立支援医療制度の話と手帳の話も、医師の方から出ました。

薬も継続の予定。
診断も、「クロ」だと、確信してる様子ですね。笑


どちらの制度も、自治体で差があるものなので、実際私が受けられるんですか?

というような感じで訊いてみたんですが、

「大丈夫ですよ 笑」


「うちからの診断書があれば」
…というようなニュアンスで説明を受けました。笑

以前かかった個人病院では
「公的な支援は受けられない」と言われた猫ママ。

こんなふうに「しっかり障害として認めてもらえる」というのは、ここもやはり「さすが」です。

大学病院…それも発達障害の研究で最先端の結果を出している病院…
からの診断書となれば、お役所の動きも違うってことか。



「うちからの診断書で通らない人はまずいませんから安心してください 笑
自治体が違っても大丈夫ですよ」

と。


おー。頼もしい限りですな。笑




手帳は、初診から半年後の申請になるのは知っていましたが、
自立支援はもっと早い段階で受けられると聞いて、へぇー… と感心。

頻繁に通うことになりそうなので、1割負担はホント助かりますね。

手帳が通れば、交通機関なんかも安くなるし、
そしたら、公共交通機関で来た方が楽だな…などと考えました。



正直、

初診は聞き取り程度で、じゃあ検査しましようかー  程度だと思っていた猫ママ。
具体的で迅速な対応に驚き、嬉しく思いました。


以前かかった個人病院とは、安心感が全く違う。
この病院に任せておけば、分析も診断もきっとキッチリやってくれる。
私の困り感を否定されることも、
障害を軽く受け流されるようなこともないんだ。

と思えました。



次回の診察は10/3。
担当は、助教授の先生に引き継いで下さるとのこと。

そして、その前の9/12に、WAISその他の検査に行く予定。

それまでに、もらって来た評価シートを記入して持参。
プラス、親への聞き取りを実施するか…を、猫ママの中で検討して決めて行きます。

親との不仲も、伝えまして、
気が進まないことも言っておきましたが、
「無理ならいいです。が、できれば。」

そりゃそうだよねー。


とりあえず、どうするかは一旦横に置いといて。笑



今日からストラテラ、服用開始です。