発達障害児の受験・中学生活と服装と非行④ | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

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ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
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昨日は 公立高校の推薦入試でした。


今年はどうかな~~~~? と 倍率見てみましたが・・・・


おいおい。 電気科定員切ってるじゃんよ汗

建築は定員きっかりだし


機械科も   60人の定員に対して 72人って。


12人しか落ちない・・・・ 倍率 1.2??

マジかガクリ


去年とのあまりの落差に 泣きそうになりました。


受験ってホントに 蓋を開けてみないとわからないですね。




前回の記事で 私の見てきた3人の中学生活を限定記事で書くと書きましたが

やはり 個人情報なので 控えることにします。


特定の個人の話ではなく その他の発達障害児の中学生活を見ている中で 傾向として見られることを書いていくこととして・・・・


ここまでに出てきてる話もまた出てきますが 改めて。



中学に入学する際に 普通級で進学する発達障害児の場合 総合的に見て「学校生活に適応している」との判断が客観的に下されている わけで。

学習面も含めて コミュニケーション能力も含めた社会性も 中学生活に適応できる  と判断されているわけです。


判断能力や それに必要な想像力も・・・・

「小学校でやってこられたんだから大丈夫」的な根拠のないくくりで  です。


しかも なぜかそこのくくりは幅が広くて

「明らかな」問題がなければ 「大丈夫」なわけで。



小学校で必要とされるものと 中学で求められるものは ハードルの高さが違うんですが そこは例のごとく「成長とともに自然に学んでいくもの」なわけで。


しかし 小学校では言われなかったことも注意されるし あまりにも唐突に「中学生」を求められて たいていの発達障害児は 初めの段階でけっこうな衝撃を受けると思います。


1つ1つは とても細かい話で


例えば 授業中や集会時の雰囲気だったり 整列する時の指示の仕方だったり 連絡事項の伝え方だったり・・・・


そんな少しのこと。けれど 日常的にあふれている場面で。

「1を聞いて 10を理解する」的な指示が 中学では基本です。

下手すると 「言わなくてもわかるだろう」 という・・・

苦手だっていってんのに どうあがいても無理な「察すること」が多く求められ。


経験がない初めての場所で 具体的な説明がない指示から新しい生活を始めれば 当然 そのルール自体への理解に支障が生じるわけで。


能力的に高い発達障害児が枠からはみ出ることになる原因として これは大きい と思います。