発達障害児の受験・中学生活と服装と非行③ | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
HP URL:nekomama.site


私が 長男の中学時代に 特性を持っていながら気づいてもらえず苦しんでいると感じてた子供は3人いました


この3人は 小学校時代から長男と交流があり また 私自身も彼らとは近い距離で接してきた子供たちでした。

2人は男の子で 1人は女の子ですが 男の子2人は小学校時代は長男の「悪友」でした

それぞれが特性ゆえにからかいやいじめに遭い 同世代との付き合いがうまくいかず 寄り添うように集まったかのような印象でしたが 元々パワフルで行動力のある彼らを5・6年の担任がうまく導いてくださり 卒業時にはクラスや学年を引っ張る存在として同級生の輪の中心にいるようになっていました。


よく付き合ってみると 3人それぞれもちろん違っていて 特性はかぶっていても違う個性ですが

周りから見た印象は 「同じ」だったと思います。


私から見ても よく似た子たちだと 感じていました

3人とも 明らかにADHDを持っていて 長男以外の2人は 衝動優勢かな と。

ただこれは 私個人が感じていただけで だからどうということではありませんが

そう思って接すると とても素直でまっすぐで・・・

幼さと独特な感性が とても個性的で魅力的だと感じました。


立場も 印象も 3人とも・・・・同じだった はずなんです。


中学入学後 彼らはそれぞれ 3人3様の生活を送り始めましたが

今 高校に通っているのは 長男だけです。


1人は 高校受験に失敗して 進路が決まらないまま卒業

あと1人の男の子と女の子は 志望校を受験させてもらえず 私立高校に入学しましたが


女の子は 通学自体ができず

男の子は 学校で問題を起こし


二人とも 秋を過ぎた頃に中退してしまいました。



なぜこういうことになってしまったのか・・・


中退自体を否定しているわけではないし それぞれが懸命に取り組んで出した答えなら間違いなんてどこにもありませんが


この3人の場合はそうじゃない。


個人的に 親御さんとも仲良くしていた子供たちで それなりに相談にものってきましたが・・・


気づいて 一部でも受け止めてあげていたら

今頃 元気に高校生活を送っていただろう・・・・ と思う・・・


それだけの能力がある子たちだけに 他人ながらに 残念でなりません。


もったいない・・・

その一言に尽きるわけですが


じゃあ 彼らの中学生活はどんなものだったのか・・・・は


限定記事で 書きたいと思います。