大場車庫に到着すると、7000系の撮影会が始まりました。7000系は先述した通りJR線への直通運転が計画されていたので当初はJR行き先方向幕が装備されており、種別幕も装備されていましたが、現在は駿豆線内のみ表示の方向幕に交換され、種別幕も塞がれてしまいました。今回はJR直通をしていたというイメージの特別な方向幕(レプリカ)が用意されました。

普通 富士 

身延線との並びが見れたのでしょうか?

普通 沼津
快速 沼津 
某アニメラッピングの編成だったらファンが歓喜しそうです。

ちなみに種別幕と列車番号表示器は斜めから見た時に窓ガラス内側から表示したように見えるよう、平行四辺形とよく考えた作りになっていました。

そして1998年までに運行されていた快速 修善寺です。この姿を一度見てみたかったので感激しました。

ダブルパンタグラフが装備された中間車には、こちらにもJR直通を想定した装備がついており、三島側のパンタグラフを下ろして片側パンタにする事ができます。これは三島駅構内のJRとの渡り線にあるセクション区間の為のようです。JRの架線電圧は1500Vで、駿豆線の電圧は基本は1500Vですが僅かに1600〜1700Vと電圧が異なるようで、セクション区間はダブルパンタグラフは走れないようです。過去にも試運転で渡り線を通りJR三島駅に入った時に使われたようです。駿豆線内は離線対策の為必ずダブルパンタグラフで運転されます。

快速 修善寺 特製ヘッドマーク

今回の貸切乗車会用のヘッドマークが取り付けられました。とてもかっこいいデザインです。



快速 熱海
実現していたら東急グループの伊豆急と西武グループの伊豆箱根鉄道の並びが見れたのでしょうか?
この後は通常の方向幕も見せてくれました。
幕の張り替え中に見られた単体の「熱海」行き
試運転
伊豆長岡
定期列車での設定はありませんが、輸送障害が発生した時に走ることがあります。
大場
入庫列車の設定がありますが、昼間にはなかなか見れないと思います。
大場車庫の裏側に置かれてる貨車たちと1000系中間車。どちらも初めて見れました。
今回特別に電気機関車ED32を見せていただきました。甲種輸送で時々見かけますが、間近でじっくり見るのは初めてです。
ちなみに検車場には西武リバイバルの1300系1301Fと、全般検査中の7000系7502Fがいました。
撮影会が終わるとフォトラン列車が走る為、近くの踏切に向かいます。
3000系3502F
踊り子13号 E257系NC-32
三島田町に向かうフォトラン列車。この後折り返してきます。
三島田町から折り返してきて伊豆長岡に向かう7000系フォトラン列車。特製ヘッドマーク装置の他に、ローマ字表記無しの回送幕、前照灯点灯を行ってくれました。
韮山駅で再度フォトラン列車を捕らえます。幕がグニャってますね。
無事にフォトラン列車が入庫し、貸切乗車会は終了しました。大満足な気分で次の目的地に向かいます。
次は岳南電車にきました。
岳南原田駅 がくてつ機関車広場に初めて来ました。
この日の機関車ガイドは既に終了していました。また明るい時に来たいですね。
岳南電車ではハロウィン電車が運行されていますが、このデザインは暗いところで見ると正直怖いです。
日没後にまた機関車広場に来ました。18時になるとライトアップが始まります。
ライトアップされた機関車ED501。
仲間達はまだ撮影を楽しんでいましたが、私のカメラはバッテリー切れになってしまいリタイアしました。岳南電車はまた時間がある時に来たいと思います。この後は大満足して家路につきました。

今回の記念品の一部で、7000系のJR直通が実現していたらのステッカーが配られました。


今回の7000系の貸切乗車会を企画していただいた主催者様と伊豆箱根鉄道様、ありがとうございました。大変素晴らしい企画でした。


ここまでご覧いただきありがとうございました。