蛍池から阪急宝塚線に乗り川西能勢口に向かい、能勢電鉄に乗り換えます。久しぶりの乗車です。5100系が発車待ちをしていますが、接続する阪急電車でも同型がまだ現役で活躍しているし、所有車両が全てマルーン塗装なので阪急の支線みたいな感じですね。
日生線と妙見線が分岐する山下駅で降ります。
山下駅で並ぶ5100系と7200系。阪急電鉄ではなく能勢電鉄です。
日生線と妙見線が分岐する山下駅。左の1・2号線が日生中央方面の日生線、右の3・4号線が妙見口方面の妙見線。それぞれ山下駅で折り返す区間列車があり、川西能勢口から来る列車と接続して日中全線10分間隔をキープしてます。(阪急・能勢電鉄はホーム番線を◯号線と呼びます。)

しばらくこの駅で列車を撮影します。
5100系5138F 2018年に導入された元阪急5100系で阪神電車の尼崎工場で改造されました。
5100系5148F
5100系5124F 山下駅折り返し区間列車用の2両編成で、塗装はかつて活躍していた50形と同じ色。
1700系1757F 1990年に導入した元阪急2000系。阪急2000系は1960年製造なのでもう還暦を迎えてます。
7200系7201F 2018年導入の元阪急6000・7000系からの改造車で、能勢電鉄初のVVVFインバータ制御車でPMSMを採用。5100系と同じく阪神尼崎工場で改造されました。

先述の通り、山下駅には折り返しの区間列車が設定されてます。妙見線は3号線に到着してそのま折り返して行きますが、日生線は少し変わった方法で折り返して行きます。
2号線ホームの行先案内表示機には日生中央行きの表示が出ていますが、その下には「1号線経由の日生中央行き」と表示されてます。
①2号線に到着した日生中央からの区間列車は、3号線に到着した妙見口行きからの乗り換え客を乗せます。
②乗り換え客を乗せた区間列車は乗客を乗せたまま下り線に転線し、一旦川西能勢口側に引き上げます。
③下り線に引き上げ、運転士が運転台を乗り換えます。その間に妙見口からの川西能勢口行きが発車します。
④運転台を乗り換え進行方向が変わり、信号とポイントが切り替わると電車は1号線に向かいます。
⑤1号線に到着するとホームで待っていた乗客を乗せて日生中央に向かって発車します。

これが山下駅名物の乗客を乗せたままの入換作業です。昔、初めて見た時は驚きましたが、まだ乗ったことが無いんですよね。

山下駅での撮影を終えて川西能勢口に戻り、また阪急電車に乗ります。日の入りが近づいてきましたが次の目的地に向かいます。
阪急6000系6005F 前面の方向幕が大型化された編成です。

その⑤へ続きます。