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どこまでも 超新星

思いもがけずアメブロ登録してしまい せっかくだからと ブログをはじめた

けど 初心者なので ボチボチ アップします。

時に お母さん  時に 恋する乙女 そして まれに 人生の先輩として

想いを 文章にしていきたいと 思います。

よろしく   

飛行機に搭乗すると 


すぐに目を静かに閉じ 眠りの中に誘われる事を 期待したのに


結局 眠れない


何日寝ていないのか もう数えるのもやめた


日本へ行く日が近ずくにつれて ますます 眠れなくなっていた


撮影が無事に終わり 国内での反応も順調で


まわりは日本での 成功を期待していた


ジヒョク本人もいわゆる韓流スターとして これからも


芸能界で生きていくには 大事な一歩であった


なによりも


完結させることなく 


無残に引きちぎられた自分の愛を


たとえどんな形にしろ確認したかった


韓流スターとしての存在を


何処にいるかも分からない涼子に示すことが 


彼に残された唯一の方法だった


とりあえず その入り口に 立っていた


はたして 涼子は 自分の存在に気づいてくれるだろうか?


とにかく メディアの仕事は 何でも受けた


マネージャーが 首をかしげるほどに


そのため 今回のスケジュールは 分刻みのものになった


タイトなスケジュールに想いをめぐらせていると


予定通り到着のアナウンスが流れた


入国手続きを終え ゲートに向かう


到着時刻を公表していないが 数人のファンから 出迎えを受けた


軽く手を振り 笑顔を作りながら


迎えの車に乗り込む


マネージャー) 少しは 眠れたか?


          目を閉じてたけど・・・


ジヒョク) ウン 少しね


マネージャー) 今回 スケジュールが イッパイだから


         体調管理をしっかりな 


         とにかく 寝られるときに寝てくれよ


ジヒョク) ・・・・


ホテルに到着して 程なく日本側のスタッフの紹介と


打ち合わせのため用意された部屋にむかう


まず最初にと紹介されたのは 


日本側スタッフ) 滞在中 通訳とコーディネートのお手伝いを


           お願いしています 


          こちら 広末 涼子さんです


ジヒョク) リョコ・・・


涼子) はじめまして 滞在中の通訳と コーディネイトをサポート


     させていただきます 広末です


     よろしくお願いします



夢にまで見た人が 労することなく  


実に簡単に目の前に表れた


驚きのあまり 言葉をなくすジヒョク


挨拶も出来ないジヒョクに とって変わり


マネージャーが 挨拶している


涼子は 顔色ひとつ変えることなく なにやら 打ち合わせを始めた


気がついていないの・・・


まさか 忘れたの・・・・


涼子へ 声をかけるタイミングを図っているジヒョク


と 涼子が近づいてくる


涼子) お疲れのところ 申し訳ありませんが


     この後 記者会見の予定ですので 2・3確認させてください


    日本語の日常会話はできると 伺っていますが 大丈夫でしょうか?


ジヒョク)) ええ 多分


涼子) 今のわたしの話は 理解できてるようですね


     すばらしい


     ただ 会見で 記者からの質疑応答は 少し理解が難しい


     物もあえるかも知れませんので そのときは 


     斜め後方の私を 見てください


ジヒョク) シツギオウトウ・・・?


涼子) この 打ち合わせに載っていない自由な質問と その答えの事です


ジヒョク) (うなずきながら)あー


涼子) ほかに 何か要望や わからない事はありませんか?


ジヒョク) ヨウボウ  ?


      あの・・リョコさん?


涼子)  ヒ・ロ・ス・エ    です


     して欲しいことはないですか?


ジヒョク) ヒロスエさん・・? 


      リョコさんだよね


涼子) ヒ・ロ・ス・エ  です 


   他にないようなら 


    会見まで 少し時間がありますので 休んでください


   それと 携帯かしてください


   緊急連絡先 私の番号を入れておきますね


携帯を涼子に渡す


ジヒョク) キンキュウレンラクサキ・・・って?


涼子) SOS  なにかあれば 電話してください


    助けに伺います


   それでは 会見の10分まえに お迎えにあがりますので


  失礼します


早々関係者とともに 消えていく涼子を 確かめることも


出来ないまま見送った


つづく