私が今の職場に入所して半年過ぎた頃に入ってきた案件の方が亡くなられました。
面と向かってお会いしたことがあるのは1度、遠目で2度お目にかかっただけですが、それでも何か、その報せを受けた後はぼーっとしてしまいました。
家系図が結構ごちゃごちゃな方で、戸籍上の繋がりだけの方に喧しい方がいて。
ケアマネも意地悪おばさんで。
そんな方々とバトったり、隣の市の方なので手続に奔走したりと、自分でかなり頑張ったと言い切れて思い入れのある方なのでね。
血の繋がりがある方にその報せの電話をしたところ、本人とは縁を切っているからと、葬儀を断られてしまいました。
が、
お金の話となると別。
自分は息子なのでと。
え??笑
この業務をしていて、離婚問題の次に人間不信になるやつ笑
よくある話なのです。
死ぬ前から相続はどうなるのかとそれだけが気掛かりの人。
だけど面倒は見ません。
その逆で、看ていなかったのに権利だけ主張。
当事者ならまだしも関係ないところからも、自分には来ないの?って。
目に見えない大切な部分がおざなり。
こういうことが溜まると私なぜか泣くんだよね。
なんかほんと、わけわからずに。
外野があれこれ考えても、彼らの家族関係がどんなだったかなんて分からないし、今回のケースは縁を切るなんて余程のことがあったんだろうからどっちが悪いだ何だ言ってはならないんだけどね。
昨年かなり大きな遺産を遺されて逝去された方(配偶者死別、子なし)は、遺言書を下に分配したのですが、献身的に面倒を見ていた方の名前はなく、外の方に大金が相続されました。
被相続人も、面倒見てもらう頃には遺言書の存在なんて忘れていたでしょうから責められないけど、何とも言えない気持ちになりました。
別の方(独身)は遺言書はあったものの、書き方に問題があり、当人と全く一切、互いに存在すら知らなかった方々に大金が行く予定。
どんな宝くじだよっていう…
被相続人としては差し上げたい方はいらっしゃったものの、その遺言書が不動産だけと取れる書き方だったため。
亡くなられてもう分からないことだとしても、悔しいだろうな。
なんで知らん奴に…って。
かなり大きなお金があるのに質素な生活をしてらしたようだし。
逆に財産がなくて辛いな惨めだなって人もいるけど、ありすぎても大変だなって、昨年は思いました。
だって腹立つじゃない。
人のことでも腹立つよ。
やはり独身の方(健在)で、親の再婚の連れ子で血の繋がりがない兄弟姉妹が既に分配について話をしているケースもあるし。
1人いた実の兄弟は一昨年亡くなられ、今はその娘さんが遺産の行方を心配しているし。
仕方のないこととは理解出来るけど、なんだか悲しくて。
そんな欲深い人間にはそんなに中々会ったことないけどね。
私の親族は皆、自分自身のものを損してでも人に差し出しちゃう人ばかりだし。
そういった部分を見ると悔しい気持ちになることもあるけど、誇らしくもあって、そんな優しい親族が好きだな。
出来るだけ欲深い黒い心を持った人間には出会わないようにしたいですね!
こうやって吐き出さないと胸が詰まりそうで。
今後別のアカウントで、男女問題系のこともやっていこうかと思います。見聞きしたことのみならず、自分のことも含め笑