6月上旬のまとめ

 

第1、試験の件

 試験が終わり自己採点をしたところ、迷った2つの答えで間違えた方を選んだという問題が数問あり、悲しくなりました。他は

 ①一般教養は全く準備なく挑んで撃沈。

 ②ただ文章理解は相変わらず満点!!

 ③記述は得意分野でかなり書けた。

  が、1次が通らねば採点はなし笑

 前程の情熱を失ってしまい。でも惜しかったせいか、それはそれでもっとやれば良かった!と思うわがままさ。頑張っている人は、というか現役さんたちは、ちゃんと予備校に行って1年も2年も準備して挑んでるんだもんね…

 

第2、禁酒

 数ヶ月前から胃やら背中やらが痛み。他にも症状があるのですが、たまに激痛が走るところがどうも胃ではなく、左上部であることから膵臓のような気がして笑

 しかもお腹は減るのに食欲不振であり、おえってなりそうになるので、念のためお酒を控えてみています。

 ノンアルコールビールって飲む意味あるのか?と思っていたけど、ハマりました。暑い日はビール飲みたい、でも膵臓心配…って時に飲みます笑

 

第3、映画「インサイド・ヘッド」

 金曜日「インサイド・ヘッド」がテレビでやっていたようで。甥っ子が面白かったというので見てみました。

 内容を全く知らなかったので最初は退屈で。会話もそうだけど、先に大まかな趣旨が分からないと辛いんです笑

 初めの方では「カナシミ」にイライラするし。しかし最後まで観たところ、下記の部分が実に興味深い内容でした。

 1、感情

 「ヨロコビ」と「カナシミ」が司令塔室(11歳のライリーの言動を支配している)からいなくなり、司令塔が「ビビリ」「イカリ」「ムカムカ」だけになってしまったところはライリーは完全に精神を病んでいると考えられ、それらが操作する機械が壊れて感情が機能しなくなってしまった場面は明らかにうつ病で。この過程を味わったことのある人は痛い程よくわかるよね!笑

 見終わった後、「これはあなたの物語」というキャッチフレーズがよく響きました(うつ病の有無等そういう意味ではなく笑)。

 

 2、悲しみと喜びの相関

 最初自分的に苦手だったカナシミは、他人のネガティブな感情を思いやれるヤツであることが分かる。これまでの楽しい思い出の中にある悲しみも知っている。

 最初ヨロコビを応援していたものの、ヨロコビは実はライリーを窮屈にさせていたのかも知れない。ヨロコビの作用で親のために盛り上げようと頑張っていた姿は、途中で崩壊した「おふざけの島」からも、成長後アダルトチルドレン(中でもマスコット)となる可能性が考えられる。

 

 3、11歳の発達課題

 ところで、11歳の発達課題としては重大なイベントである学校、学業の中で、勤勉性と劣等感がどう育つかが重要である。失敗すれば劣等感が勝る。

 物語終盤、壊れた機械が新しい機械となった場面は、ライリーがこの発達課題を乗り越えられたことが考えられる。新機能として「思春期」というランプがついていた。これはこの後、次の段階のアイデンティティの確立という課題に入ることが表されているのではないだろうか。

 

 4、悲しみと喜びの作用、まとめ

 最終的にライリーを救ったのはカナシミであるが、このことから、自らの辛い感情から目を背けず向かい合うことにより、自分も、また他者も救われるのだということに改めて気付く。無理にヨロコビ全開でいる必要などないのだ。

 我慢をすることで、食事のシーンでライリーが両親と衝突したように必ずどこかしら歪みが生じるものである。

 そして楽しいだけが思い出ではなくて良いのだ。辛いことを忘れる必要もない。必要のなくなった記憶は長期記憶保管場所にいる「記憶消し」に勝手に処分されて行くようであることだし笑

 物事が太陽と月で例えられるように、感情もまた、ネガティブがあってこそポジティブがあると言えるのではないだろうか。その逆もまた然り。

 また、自分自身がカナシミに酷く嫌悪を抱いた要因は自分の中に認め難いそれがあるからなのかも知れない。抑圧されているそれらは、何かの拍子にふと表れるものである。

 私はそんなネガティブな感情をうまく表現出来なかったり、受け止めてもらえる先がなかった子どもたちに寄り添いたかったのだが、試験に落ちたのであった。

以上!まとまった!ちょっと準備書面風に笑

 

 この映画を面白いと感じた甥っ子を褒めたい!!笑

 甥っ子に言われなければ観ないままだっただろうし。観て良かった。

 そして試験に落ちたことだし、世のため子どもたちのため、自分に出来ることを考えよう…