た.*・゚꒰ঌ(❀˶•᎑•)੭” ヤホー♪̊̈♪̆̈

夢咲 笑花です❀


勇者八重として転生した咲希の冒険が始まる。


水聖の国に入ろうとした時、門番から止められてしまう。


門番の能力暴く者で、怪しい人物と認定されてしまった 。


もう、約束の時間に間に合わない。


困り果てる八重達。


それではお楽しみくださいませ(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ♡...*゜




  元魔王軍宰相が勇者パーティに入り            世界を救う⑤


愛衣女王は、八重が、何故八太を名乗って、男の子の振りをしているのかなどの事情を天愛の国の愛羽国王から伝書鳩で知らされていた為、事前に知っていた。


愛衣女王は、約束の時間になっても姿を見せない八重を心配して、迎えに行った。


八重達が城門に来ている事は、メイド長の報告で分かっていた。


その門を入って、先程まで居た場所まで行くのに、そう時間が掛からない。


なのにどうして?


そう、疑問に思った愛衣だったが、八重達と門番の様子を見て、八重達に何が起きているのか瞬時に理解した。


そして、門番に声を掛けた。


「その者は、私の客人だ。通しても良い」


門番、八重達は、突然聞こえてきた声に、びっくりした。


門番は、声の方を見るや、剣を下ろした。


八重達は、剣先を顔に向けられていたので、下ろしてくれた事にホッとする。


剣を下ろした門番は、右膝を地面につき、左膝を立て、目線を下にして、武器を手前に置いた。


この門番の行動に八重達は、目の前に居るのが、愛衣女王本人だと、ようやく、気が付いた。


八重は、理由があったとはいえ、約束の時間に遅れた事には、変わりないので、頭を深く下げて、謝った。


愛衣女王もまた、落ち度があったと謝った。


会談開始は予定よりも始まるのが遅かったが、有意義な会談となった。


夜は、愛衣女王が歓迎パーティーを催し、八重達を歓迎した。


心地よい春のぽかぽかしたそんな暖かい空間。


皆、笑顔になっていた。


…………次の日。


愛衣女王は、八重達にある女の子を紹介した。


その女の子の名前は、白乃緋衣流(しろのひいる)。


緋衣流は、回復と補助魔法が得意で、国内随一の回復の魔法の使い手だった。


見た目は、人そっくりだが、種族は、希少種の精霊だ。


緋衣流は、八重達に気があったのか、すぐ仲良くなった。


会談も無事に終わり、水聖の国との同盟も無事結ぶ事が出来た八重達は、次の目的地である結和(ゆわ)の国に向かった。




つづく




読んで下さりありがとでした(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”

またねー(*>∀<)ノ))★