.*・゚꒰ঌ(❀˶•᎑•)੭” ヤホー♪̊̈

ゆあ☆彡です


順調に勝ち進んでいく知理の次の対戦相手は、青原 大知(あおはら たいち)。


お楽しみくださいませ(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)



これまでのお話☆彡



  ソウルメモリとマジックステッキ⑤


知理は、次もその次も勝利した。


4戦目の相手は、青原 大知(あおはら たいち)。


大和は、青色のソウルメモリを使いこなし、状態異常付与を得意する。


陽菜同様に二つ名があり、病魔王と呼ばれている。


…………戦いの幕が上がる。


知理と大和は、マジックステッキにソウルメモリを差し込んだ。


大和のマジックステッキは、注射器型。


ソウルメモリは、紫、青、青の3色。


先に攻撃を仕掛けたのは……大和だ。


大和は、紫色のソウルメモリを使い、セグロアシナガバチの大群を呼んだ。


その中には、一際目立つ、大きいな蜂もいた。


その蜂は、女王蜂で、その女王蜂を守るように働き蜂が群がっている。


セグロアシナガバチは、攻撃性もあり、雀蜂並の強い毒を持っている。


大和は、アナフィラキシーを発症させて、意識を奪うのが狙いだ。


大群で迫って来る蜂を1匹ずつ対処していては、いつかは、毒を受けてしまう。


そこで、知理は、黄色のソウルメモリのウルツァイト窒化ホウ素でドーム状の壁で囲み、時間を稼いだ。


ウルツァイト窒化ホウ素は、ダイヤモンドよりも硬く、その硬度は、ダイヤモンドの硬度の3倍もある。


知理は、打開策として、蜂の嫌がる匂いをドーム状の壁の外側に付与した。


調合の文字が刻んでいる灰色のソウルメモリと多年草組み合わせて、生成したハッカ油を使用した。


そして、直ぐに新しいソウルメモリを差し込んで、攻めに転じた。


黒色のソウルメモリの氷柱を使用した。


試合ステージに氷柱が一直線上になって、大知に襲いかかる。


大知は、ジャンプして回避しようとしたが、片足が凍傷してしまった。


動きが鈍い大知に、次の一手で、追い討ちをかけた。


黒色のソウルメモリの火炎を使用し、大ダメージを与えた。


大和の形代は、残り一つとなり、後一撃で終わる。


知理は、黒色の雷撃を使用し、勝利したかに思われたが、大和の形代は無事で、壊れたのは、知理の方だった。


何が起きたか分からないが……次こそは必ず!!


そう思って、黒色のソウルメモリの猪を使用して、召喚した猪を突撃させた。


猪は、時速約45kmで走ることが出来て、60kg程の物を鼻で押し上げる力もある。


突撃した猪の攻撃は、大和に当たるかに思われたが……。


その攻撃を受けたのは、知理の方だった。


追い詰めたはずが……逆に追い詰められている。


原因が分からないが、あの時、一瞬紫色に光っていた。


それにその後、力が抜けたように身体が重たくなった。


大和が使ったのは、紫色のソウルメモリの写し鏡と相手を動けなくする青色のソウルメモリの捕縛鎖、呪いという文字が刻まれている灰色のソウルメモリの組み合わせで発動する魔法、呪法鏡鎖(じゅほうきょうさ)。


その力とは、相手を鏡に写し、写した相手を呪い、相手の攻撃を反射する。


しかも、身体能力減少のおまけ付きだ。


これは……白色のソウルメモリが必要。


そう考えて、超強力な組み合わせ魔法を発動した。


黒色のソウルメモリの火炎と竜巻による攻撃。


炎の竜巻が大和を襲う。


回避が難しいと思った大和は、呪法鏡鎖を使うしかなかった。


発動時にそのタイミングで、知理は、白色のソウルメモリのスナッチ&ピクチャで、効果を奪ってコピーした。


炎の竜巻を反射したと思っていた大和だったが、反射は無効化されたので、攻撃が当たってしまい、最後の形代が壊れてしまった。


そして、知理は勝利した。




つづく




またねー!ありがとでした(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”