フルグラのCMのような朝を過ごしてる人一切いない説あり、勝手に岐阜観光大使です。

 

 

お金ほしいですよね~(ユニバで使い過ぎた)

人格が変わる変わらないは置いといて、お金っていくらあってもいいですもんね~

今の時代は色々な稼ぎ方があり、その働き方には驚くときもありますが殆どはまあそんなもんかです。

 

その大昔、船の通運で富を得た偉人が富山県にたくさんいたとか。

北前船とは大阪と北海道を日本海回りで往復していた船で、今回訪問した東岩瀬からは主に米が積まれ、北海道から昆布や肥料用のニシンが運び込まれていたそうです。

 

言ってもそんな船でそこまで稼げるわk...

 

 

でかっ!

iPhoneの広角カメラを駆使してもまだ左側まで土地があります。

稼ぎすぎです。

稼ぎすぎ禁止です。たとえ持っていても、稼いでいないように見せる。

 

荘厳な佇まいな旧馬場家。

飛騨と郡上を合わせたような雰囲気ですね、木の香りがまだ残っています。

これが旧馬場家かぁ

 

さて、入っていきますか。

馬場の場が塲ですね。

この塲は初めて見ました。

 

この建物はもちろん?国重文です。

その理由は中に入れば分かります。

 

驚きなのは入館料が100円ということ。

JAFに入っていれば90円。

ディズニー何回行けるんや。

個人的にはディズニーよりも楽しかったです。

入っていくぅ。

 

入ってすぐにはトオリニワ。

奥までは長さなんと30m。

圧巻です。

天井も高く、ワクワクが止まらない。

 

左側の広間、オイと呼ばれる部屋へ。

 

な、なんだこの畳の敷き方は...

なにやら川の流れを思わせるように敷いているようです。

オシャレね。

それにしても広い!広すぎる!

圧巻の33畳。

 

おそらくこの記事で書いた畳数で一番多いです。

張りが立派だ。この質は今の時代絶対に手に入らない、ウレタンとかの偽物とは違います。

手に入ってもいくらするのかな、だから手に入らないって。

クラウンは車体の半分ぐらい買えそうですか?

とにかく良質な木材の木組みを見てほしいです。

感動します。

 

早くも90円の元は取れました。

なので岩瀬に行ったら時間に余裕を持って絶対に入っておくべきです。

 

このお部屋は一番格の高いザシキ。

天井の材は屋久杉。

格式が高いだけあって設えが一流である。

こんな部屋でもてなされたい...

 

ザシキからはこの庭園が見える。

どう見ても素敵な庭園だ。

綺麗に整えられています。

 

L型縁側。

圧巻ですよね。

冬は寒そうですが、春とか秋は開け放ちたい。

そして座布団を敷いてビールを飲みたい。

時々寝転がって昼寝か。

想像するだけで最高の休日である。

 

こちらは風呂。

ひたすら寒そう。

寒い地域に住むと古民家に入ると「寒いかどうか」が家を見る基準となる。

真冬にこんなとこで風呂なんて入れん。笑

 

トオリニワに戻ると、天井が高い。

明るい光が差し込んできて、電灯がなくても十分明るいですね。

 

こちらは二階からの景色。

西側、土蔵や旧神通川方面が眺められる。

窓ガラスが揺らいでいるので、当時の景色が窓の向こうに眺められる。

しかし!火力発電所の煙突が見えるので、上手いこと座って写真撮って下さい笑

二階の欄間は必見である。

厳つすぎるから見てほしい。

 

一階に下りると、

 

あるよね。

富山も正月は揺れたもんね。

この旧馬場家は地震の直前に耐震工事を終わらせており、倒壊や損壊を免れました。

しかし、お隣の森家。

北前船で稼いだ古い家ですが、そちらは耐震工事をしていなかったので今は見学ができないくらいに損壊しているそう。

耐震、免震ってすごいんですね。

 

西門から主屋を眺める。

綺麗に手入れをされています。

ここで冷静に考えます。

「あれ、入るのに90円しか払ってないよな...」

恐ろしいコスパである。

そんなに見るとこないかと思ったけど、想像以上のボリュームで1時間弱滞在してしまった。

この後寿司を食べに行く予定だったのに見事にその予定が押しました。笑

 

この庭園には蔵がありますが、その一部が...

 

クラフトビールが飲めるお店になっていました。

馬場氏...

やるな...

富山では北前船に米を載せていたそうですが、今では米で人々の気分を乗せているとは…やっぱ米はスゴイ。

あ~、もう次は絶対に飲むぞ。笑

 

非常に非常に非常に満足の滞在でした。

ぜひ岩瀬方面に行った際は行ってみることをオススメします。

 

ちなみにこの地域の特徴である竹のすだれ格子。

名前は簀虫籠であります。

...

スムシコって呼びます。

読めるかっ!!!!!

 

以上、旧馬場家の記事でした。