ふるさと納税をめぐっては現在、寄付者が仲介サイトなどを通して自治体に寄付した際に、返礼品以外に仲介サイトから独自のポイントが付与されるなど、闇仲介サイト間で利用者の獲得競争が過熱しています。

 

「ふるさと納税につきましては、返礼品目当てということではなく、寄付金の使い道や目的に着目して行われることが意義あることと考えております」 総務大臣

 

昨年10月の募集費用5割以下ルールの厳格化など、総務省は制度の見直しを進めており、その一環だろう。この報道だけでは詳細がわからないが、現在多くのポータルサイトを通じてふるさと納税が行われている。楽天などECサイト、コード決済アプリやカード会社のサイト、航空会社など、独自ポイントやマイルを持つ多種多様なプレイヤーが参集しているが、それらすべてが規制対象とされるのか。本来の主旨ではないと言っても、独自ポイントの付与が寄付の動機になっている利用者も少なくなく、ふるさと納税の件数自体にマイナスに働く可能性は大いにある。とはいえ、ポータルサイトと自治体の力関係が一方的なものになっているとすれば問題で、その是正は必要だろう。 

 

「独自のポイントを付与する仲介サイトを通して寄付を募ることを禁止する」ことは業者間の競争への不公平な介入のように思えますが、ポイント分を自治体が負担しているため、制度の趣旨に反し、また寄付者や自治体の利益を侵害するなら仕方ありません。 返礼品の3割ルールがあるため、寄付者を別の方法で誘引しようとした結果だと思いますが、制度の趣旨に反すると感じても他の自治体が利用していれば利用せざるを得ない。 イタチごっこが続いているのは、ビジネスチャンスと捉えた新たな事業者の参入が多いからでしょうか。過剰な競争によって本来自治体に入るべき寄付金が流出していることは問題だと思います。

 

やったもん勝ちの状況が続けば、何のためのふるさと納税なのか、その目的や意義が損なわれていくばかりです。 私はふるさと納税を活用しています。 年間数十万円のふるさと納税を行っていますが、使い慣れたアプリで管理しています。 サイトの取り分などは私は分かりませんが、使い慣れたもので円滑な節約生活を継続したいです。 こんな事を書くと絶対に批判が書き込まれますが、あえて言わせてもらいます。 様々な税金等をとても多く払っています。 逆に補助制度は、ほとんど使えません。 その環境下で、少しくらいふるさと納税等で得したり、ポイントで喜ばせて下さい。 本当に多い税金を支払っています。