ご無沙汰しております。
私自身、オーストラリアに留学しておりました関係もあり、長期間更新が疎かになっておりました。
これから、またコツコツと更新していけるようにしていきますので、よろしくお願いいたします。


さて、最近、知り合いの推薦もあり、マネージングやビジネス、経済などの本にハマっております。

その中の1冊「上級の時間術(小石雄一 著)」から何個か自分が特に自分に取り入れたいと思えたものを紹介していきます。


小石氏は、本書の中で「時間を有効に活用し、自分の時間を劇的に増加させるということは、現在の発送の延長線上にはないということをはっきり認識しておいて欲しい」、
と述べております。

その代表的な発想の転換を一つ。

それは、
朝に時間を投資して、夜回収する

という方法です。


普通のサラリーマンの方でしたら、どうしても仕事が溜まってしまい、仕方なく残業しなくてはならない
という状況が生まれてくると思う。


連夜の疲れが溜まり、残業での作業効率が誰もが非常に悪い。


しかし、昼間は昼間で、やらなければならないことがたくさんある。
だからこそ、夜。残業しなければならない。


そこで、発想を変えてみたのが「逆残業


思い切って、残業を全部朝に持ってきて、夕方6時に帰ってしまうのである。

毎晩、残業していた仕事を「早朝」にシフトするのである。その代わり夜は残業をしない。


早朝の時間は、頭がすっきりしている時間だし、同僚や電話対応などの周りからの妨害も比較的少ない

問題点としては、残業しないで帰ることは、残業手当が出ないし、同僚からの目線も痛いかもしれない。


しかし、これにより、アフターシックスをそっくり手に入れることが出来る。
活動の幅が大きく広がるのである。


夜、フリーな時間ができるということは、想像以上に大きなメリットがある。

1.負荷に対する特性


靭帯の力学的特性は、負荷試験機を用いて検体に伸張負荷をかける引っ張り試験によって分析されます。


①第1相 立ち上り相 toe-phase
少ない負荷では、靭帯は非直線的にクリンプ(ひだ、波打った状態)で負荷を吸収します。
クリンプは荷重が増えるにつれ直線的になっていきます。
なぜクリンプが生じるかというと、靭帯のコラーゲン配列が均等ではない為、いち早く荷重を受ける部分とそうでない部分が生じクリンプが生じるとされています。この立ち上り相の最終段階(靭帯が直線的になる)では、靭帯の伸び率は4%ほどです。


②第2相 直線変化
荷重が増すことにより、クリンプが減少し、靭帯が直線上に伸ばされていきます。
この期では理論的には荷重を取り除くと、障害も無く元の長さに戻るはずなのですが、先ほども触れたように、負荷のかかり方が均等ではない為、初期の段階から負荷のかかっていた部分のコラーゲン線維のいくつかは破断してしまい、不可逆的な損傷が靭帯に認められるようになります。
臨床的には靭帯損傷Ⅱ度に類似しています。


③第3相 破断
第2相を超えると、コラーゲン線維は破断していきます。靭帯は引っ張り負荷に対する対応力を失い、次々に線維が破断して、靭帯への張力は残存する線維に分散するため、さらに線維の破断が増加していきます。


④第4相 完全断裂
第3相を超えると、全コラーゲン線維が破断し、靭帯は完全断裂を起こします。



2.粘弾性特性


ヒステリシス
靭帯は、荷重と非荷重を繰り返すことにより徐々に変位の程度が大きくなってきます
この現象をヒステリシスという。これは、荷重非荷重サイクルの間にエネルギーが熱へと変換された結果です。 
臨床的には、靭帯ストレステストを行う際に、2,3回試験的にテストを行い、ヒステリシスのエネルギーを分散させ、より再現性のあるテスト結果を出すなどの工夫を行えます。


クリープ現象
靭帯が持続的に一定の荷重をかけられた場合、徐々に伸びが拡大する現象をクリープ現象といいます。逆に言えば、靭帯が常に引き伸ばされた状態で保たれると、靭帯は荷重に対し徐々に伸びていきます。
臨床的には、ストレッチングなどに応用される。関節を効率よく伸ばす為には、ある一定時間均一な力をかける必要がある。研究では30秒以上のストレッチン グで明らかな結果が得られるとしている。これにより、軟部組織の柔軟性が高まり、より筋肉がストレッチングされるようになります。
ただ、30秒以上行ってもさらなる利益が少ないのは、最初の30秒の荷重で軟部組織がほとんど伸び切ってしまうためと考えられます。

また、ジョギングのような連続・反復的運動を含む運動によってもクリープを誘発させる効果があります。このような運動は靭帯の伸びが拡大する為に、靭帯へのストレスの一時的な増大を起こします

適度な休養を取ることでクリープは消失し、靭帯は元の長さに戻ります。

腱損傷、特にオーバーユースによる腱障害について


オーバーユースによる腱障害は、急性での腱損傷に対し、“適切ですばやい修復ができなかった場合”に発生する。
損傷された腱は、構成物質であるコラーゲンが破壊され、腱細胞の死と変性が起こる。


修復時にコラーゲンが再構築されるのだが、腱のもともとの構成物質であるタイプⅠコラーゲンではなく、腱のつぎあての役割として、先にタイプⅢコラーゲンが産生される。

その後、最終的にはタイプⅠコラーゲンに置換されていくのだが、完全に全てのタイプⅢコラーゲンが置換されるわけではなく、14ヶ月後でも残存してしまうことが明らかになっている。

タイプⅢコラーゲンはタイプⅠに比べて強度が低いため、結果的に腱が修復した後も腱の強度は受傷前の70~80%までにしか回復しないと言われている。


修復過程において疼痛が徐々に軽減されていき、スポーツ復帰への試みが行われてくる。ただし、疼痛が軽減、また消失した直後は、まだ腱は力学的未熟期にあり、再損傷の危険が高いため、注意を要する。

その後十分な治癒により復帰可能となるが、完全には治癒せず、元の段階の20%の損傷は永続する言われている。