先月のスペイン旅行に続き、今月はたった2泊であるが、ベトナムに行った。

それで、スペインに付いては、何回か記事にしたのですが、書き忘れた事があつたので、

遅きに失した感はありますが、一応、記事にして置く事にしました。


それは、スペインの貨幣についてです。


現在のスペインはユーロ圏に属して居るので、勿論、通貨としてユーロを使用している。

多くのヨーロッパ諸国は、ユーロの発足以前は、自国独自の通貨を使用していた。


イタリアのリラ、

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フランスのフラン、ドイツのマルク、という具合である。

オランダはネーデル・ランドでした。

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スペインも、勿論の事、自国の通貨であるペセタを、使用していた。


今回、自分がスペインを訪問するに当たり、手持ちの前回訪問時の使い残した通貨を

調べてみた。


以前、記事にしたが、自分は訪問国の通貨の余りを、仕分けして保存して居ます。




そうしたら、スペインの旧紙幣や硬貨が、結構に?あった。

合計、10000ペセタである。

しかし、20年前のスペイン旅行の時の紙幣を持っているなんて、本当に物持ちが

良い人ですね。笑

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この通貨は、ユーロ発足以降、相当に経過して居るので、まさか、使用する事は

出来ないだろうと思った。

でも、それ程古くは無いが、古い紙幣や、古銭を収集する愛好家が、買うための

買取店などがあって、引き取って呉れるかも知れないと思って、持参した。


滞在したホテルのフロントで聞くと、現在、ペセタの使用は出来ないが、銀行で

ユーロに、交換して呉れる筈だと、言う。

其れならばと、外出時に近くの銀行に入って聞いてみた。

そうしたら、スペインの中央銀行に当たるのであろうか、「Banco de Espana」スペイン

銀行では交換してくれる。との情報を呉れて、銀行の住所などを印刷して渡して呉れた。

親切なものである。

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スペインの銀行の営業時間は朝は8時30分と早いが、午後は2時に閉まる。

彼らは、昼食時の2時に成ると、一斉にお店もシャッターを閉めて、昼休みに入る。

大部分のお店で、これは、しっかりと守られている。


それで、銀行の営業時間に自分の紙幣を持参したら、即、交換して呉れた。

10000ペセタが60.10ユーロに成った。

これは、事前にネットで見たのと、殆ど違わないレートである。助かった。

貨幣は全部合計しても1ユーロ位なので、記念に取って置く事としました。


今回の旅行では,前回のユーロ圏の旅行で残っていた、64ユーロしか残高が

無かったので、何処かでユーロを手に入れようと、思って居たのだが、バルセロナから

マドリッドなどへの列車代金や、観光料金などの殆どを、カードで支払ったので、

結局、全く交換しないで、10ユーロ残して帰国しました。汗


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自分は海外旅行に行くときは、空港などでの交換レートが悪いので、大部分をカード

支払いにしますが、タクシー代やチップや屋台などで使うために、どうしても必要な

現地通貨は、これも、カードで引き落とします。

VISAカード等は裏に「Plus」とかマスターカードでは「Sirrus」とかの表示がある

カードでは海外での引き落としが出来ます。手数料は3~4%ぐらいです。


でも、自分は契約銀行が別にあるので、そこの預金口座から現地通貨を引き落とします。

引き落としますと、直ぐに自分のメールに何処の国で幾ら引き落とされたかという、

記録が送信されて来るので、安心です。


VISAなどで、一時的に借り入れる方法もあります。

利率は18%程ですが、帰国後に期間内に直ぐ返却すれば、2%程度の手数料で

済むので、手間を惜しまねば、一番お得かも知れません。


今回、自分達と同じ時期に娘が、エァーズ・ロックへ行ったのだが、自分の残りの

オーストラリア・ドルを使ったら、交換しないで済んだと、喜んでいました。

本当はFXなどで、為替のレートが一番良い時に、必要な外貨に交換して於いて、

旅行時に、それを持ち出せると一番、良いのですが、昔は新生銀行ではそれが、

可能でしたが、今はそのような取り扱いは何処の金融機関でもやっておりませんので、

不便です。

でも、多くの現金を持ち歩く危険性を考えると、この方法が、一番賢明だと思います。