やっと書ける日が☆








今回の妊娠が発覚したのは、去年の10月23日でした。







脾臓摘出直後。







ほんとーーに心から嬉しかった。







ITPを患っている私は、プレドニンでは血小板がなかなか落ち着かず、妊娠・出産は難しいと医師に言われていました。







でも、むかーしから子どもが大好きでITPを理由に出産を諦めることなんて全く考えられなかった。







そんな時に、脾臓摘出の話を主治医としました。







主治医は特段、すぐの脾臓摘出を勧めている訳ではなかったのですが旦那ちゃんと話し合った結果、可能性に賭けてみようという事に。







そして手術が10月9日。







予定通り腹腔鏡で脾臓摘出したのですが、私の脾臓が大きくなっていたこともあり切り離す際に血管が縫えておらず大量に出血。






そこからが本当に大変で。







血腫ができてしまったので、血管造影をしたりCTやレントゲンを毎日撮ったり







痛みと炎症の数値がとても高かったので痛み止めの強い点滴もつけっぱなし。







そんな時に実はお腹にいたのが、この子でした。







手術前まで飲んでいたピルをやめたし、手術したことで精神的にも肉体的にも影響があったのかなーと思っていたけれど数日経っても生理が来なくて検査薬を使って発覚。







次の診察で血液内科の主治医と、手術の執刀医に話しました。







執刀医からは、お腹の子どもは大量に放射線を浴びてしまっているため妊娠の継続は難しいとただ一言。







院内の産婦人科をすぐに受診するよう言われその日に産婦人科へ行きました。






そこで検査を受け、エコーを見た先生からは、確かに妊娠しているけれど流産してしまう可能性が非常に高いと告げられました。







更に、無事に胎児が育ったとしても奇形児が生まれる可能性もある







奇形がいつ発覚するかは分からないので、気付いた時には堕胎出来ない時期かもしれない







産むかどうかの判断は任せるが堕ろすなら早い方が良いので他の病院を紹介すると言われました。







でも、私の頭には選択肢はなかった。







夫と沢山話し合って、どんな子どもが生まれても二人で育てようと誓った。







そんな嬉しさと不安から始まったマタニティライフ。







なかなか手放しには喜べなかったし、友達にも言えなかった。







2週間置きに産婦人科を受診していたけれど、ずっと週数相当の大きさに追いつかず不安は募るばかり。







でも、安定期に入ったあたりでようやく赤ちゃんの成長が追いついて、そこからは順調に育ってくれました。







途中、切迫流産にもなりかけて大変だったけれど、お腹で耐えてくれた我が子。






生まれるまでは、胎動を感じて幸せな反面、不安だらけだった。







でも生まれて声を聞いた瞬間、そんな不安は吹き飛びました。







私のところへ来てくれてありがとう。







無事に生まれてきてくれてありがとう。







何があっても、私は全力であなたを守るよ。







改めて、そう誓いました。



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