靴を買いに行ったついでにジャズ喫茶へ立ち寄った。外観は人目を引く。まるで地面から三角の屋根が生えているかのようだ。窓の張りが太い材を使っていて、喫茶の重厚感を増している。今日は生憎の雨。勿論、バックグラウンドにはジャズの調べが流れている。「なかなか、風流なモノやなぁ」

漆喰の壁をつたって半地下に降りた。階段は苦手だが、今日は後藤さんが付き添いで安心だ。一度、内部を見れば、一人でも来られる。出かける時は「段差はあるなぁ、椅子は低くないかぁ、混んでない方がいいなぁ」と悩む。


濃いコーヒーに甘いモンブラン。ほのかにコーヒーの香りがする中、穏やかな時間が流れていく。病気の後遺症で苦しむ僕には平穏な日々が必須だ。


夜はライブをやっているそうだ。ジャズの良さは分かっていないが、一度、聴きに行ってみようかなぁ。
いい気分転換になった。時には単調な生活にアクセントが必要だ。今日はいい日だった。
追記
何かの拍子に僕が「どうしてよ?」と質問を投げかけた。「ドツいてよ」と聞き間違えて、職員のヒロコさんは怪訝そうな顔をしていた。ちなみに関西では「ドツく」は「殴る」と言った意味。僕はいつまで経っても発音が悪い。