深夜帰宅し、真っ暗なアパートの駐輪場に自転車を止めた。一歩踏み出すと、靴の先にコツンとあたる物が・・・
コンクリートの地面に目を凝らすと、長方形の財布だった。
拾い上げるとずっしりと重い。
「困っているだろう。明日の朝、一番で管理会社に電話をしてやろう」と思ったが、こんなことで早起きするのか・・いつもなら「笑っていいとも」が始まるころにベッドから這い出すのに・・と少しブルーになった。
実は一昨年もアパートの敷地内で財布を拾い、管理会社の社員に教室まで取りに来てもらった。「なぜにこんなに財布を拾うのだろうか?なんか変な気分だ」と思いながら、ビールをグビリ・・
早く眠ろうとするが、いつものことだ。寝つきが悪くベッドの中で寝返りを繰りかえしながら、夜は更けていった。
朝9時起床、寝不足で目の底が少し痛い・・喫茶店でモーニングサービスを取りながら電話を入れた。
同じような経験がある。
2年前、京都への引っ越しの際中、両手に抱えた荷物の間から財布が滑り落ちた事に気づかず、途方に暮れた。
引っ越しの準備、仕事の引き継ぎに加えて、ビザカード、マスターカードの停止、銀行にもあわてて電話を入れた。
免許センターに出向き免許書の再発行を終えた頃に警察からの電話が鳴った。財布は手元に戻ってきたが現金2万円は消えていた。
自宅に帰り、
「このくそ忙しいときに・・」と自分のアホさ加減を呪うと同時にホッとして、うず高く積み上げられた段ボールの中で、へたりこんだことが苦々しく思い出される。
あ~~「情けは人の為ならず」と言うが、一度目が覚めるともう僕は眠れない。善行にさわやかな気分になるはずが、長い一日が待っていると思うと複雑な気持ちになる僕であった。
追記:
することがないので、ブログの更新をすることにした。