昼食を取りながら、

(レタスチャーハン&コーヒー)
喫茶店で雑誌を読んでいると、
日中韓で行われた算数オリンピックで、ダントツ1位を取った小学生の記事に目が留まった。その他、数々の賞を受賞した小学生書道家、14歳で碁のプロとなった中学生と天才たちが紹介されていた。
僕の周りにも天才ではないが、優秀な者がいる。
「そういえば、ノンは確か、中学時代オール5でしたよ。おまけに運動部のキャプテンで、かわいかったから、相当もてました」
と高3男子が思い出したように言った。
講師のガッキー先生は、高校3ヵ年間で、体育、音楽なんかも含めた全教科5だったそうだ。
「すごいね」という僕に「ええ、まあ」と控えめに笑った。
高3のタナカは、中学時代、京都を代表するピッチャーで、50m、6秒を切る俊足。身体能力はピカイチ。進学校で野球をしているにも関わらず、2年次の評定はオール5で、3ヵ年平均4,8。
京大医学部に在籍する講師は灘高出身で、東大理Ⅰ入学後、進路変更し、医学部へ再入学を果たした。灘→東大→京大医学部と学問の王道中の王道を歩んできた男だ。
友人は、シドニーでイギリス人と結婚した。その子どもはすでに高校生になっていて、英語と日本語のバイリンガルだが、家庭環境から言語に興味を持ち、フランス語とドイツ語を話す。それも相当な完成度で・・。帰国した友人一家はこれから日本を生活の基盤にするという。
現在、僕の周りでさえ、こんなに人材がいるのだ。日本社会の陽はまだまだ沈むことはない、と思った。
追記:
優秀だ、すごい、と思った奴は、今までに数多くいたが、別の意味で僕がすごいと思った人のことを最後に話しておこう。
存在感のない子で、クラスにいることも意識したことがなかった。その子が、高校の卒業式で3ヵ年皆勤賞を受けた。受賞の壇上で校長が、小学校から高校の12年間、一度も遅刻・欠席が無かったことをみんなに告げた。すぐに「熱が出た」とか「体調不良だ」とか言って、休んでいた僕は、「ひえ~~、あの子が・・」と驚いた。
顔も思い出せないが、
僕の記憶に残る「寡黙でカッコいい同級生」だった。