卒業生との偶然の再会を、熱っぽく語る僕に


講師のカメブチは、


「先生は知り合いが多いから、遭遇する機会が多いのだと思います。だって教師、予備校、スクールワンとおそらく何千人の生徒や保護者と知り合いになったでしょ」



「そんな無茶な・・この近畿に何人の人間が生活していると思っているんだ?」と笑った。



そこで、



「それじゃぁ、これはどうだ?」別の話を持ち出した。



「関目で教室長をしていた当時、関係者の中に片目が見えない者が、講師、コンサル、生徒と、僕を含め4名もいたんだ。こんな偶然はあるか?君の周りに片目が不自由な奴が何人いる?」と反論した。



側にいたコウノに「すごい引き合わせだと思わないか?」と同意を求めたが、



「僕は理系ですから、ロマンを信じないタイプの人間なんです・・」と軽くかわされた。



そのほか、驚くような再会・出会いがあり、それを「僕の周りには人と人が交差する『人間交差点』が存在している」と吹聴していたものだが、



そうか・・・単なる偶然か・・


僕は風貌に似合わない「ロマンティスト」ということで話は終わった。



追記:


授業が落ち着いた22時、教室から、アオイに電話をかけた。

Hello, Nobu speaking.

Is everything OK with you?


いきなりのわけの分からない電話に、


アハハハ・・と笑い声がはじけた。


夏講習が始まり忙しくなるので、今週の土曜日はどうだ?と切り出すと、


どうしてもバイトが抜けられないから、と思案している声がした。


それじゃぁ・・と、夏講習を終えた9月に食事をすることに変更・・・先の長い話だ・・・