
今年ももうすぐ終わろうとしている。それで、来年の抱負を書いておこうと思う。
「来年の抱負が、植物の写真から始まるのか?」と不思議に思う人もいるだろう。もう少し、読んでいただきたい。
日本に帰国して以来、僕は4度、引越しをした。
帰国当初、僕の部屋には、カフェの隅に置いてあるような大きな鉢植がいくつもあり、帰宅する僕を、緑と熱帯魚が癒してくれたが、住み心地がよい生活空間より、仕事上の利便性を優先させて、引越しを繰り返しているうちに、水槽、植物は徐々に消えてしまった。ところが、一鉢の観葉植物だけは、枯れることも、人手に渡ることなく、なぜか?手元に残った。もうかれこれ7年になる。
それが、最初の写真の植物だ。
そいつはアクリルの鉢に鎮座しているのだが、その鉢には水をぬく穴がない。そのため、根腐れを起さないように、水の量を少なめにして管理していた。
光がいっぱいに差し込む窓辺に置かれたコンテイナーから、根が外に伸びていることには気づいていたが、1m離れた鉢の中に、その触手が刺さっていると分かったときには驚いた。引っ張ってみると、根はすでにしっかりと隣の鉢の土中に根付いていた。
「水が欲しかったんだ。それにしても、なんて貪欲でタフな植物なんだ!」と思った。
引越しの際に、そっと引き抜き、移動させた。その根っこは、今、僕の机の上でクルリと弧を描き、水を張ったワインのビンに入っている。
次は少し広い場所へ引っ越そうと思っている。
そうしたら、水はけの良い鉢に変えてやろう。
さて、長々とここまで書き進めて来たが、関係者・保護者の皆さんには、大変、お世話になった、と感謝している。来年はデスクの観葉植物のごとく、置かれた環境をものともせず、粘り強く京都に根を張ろうと思っているので、気長にお付合いを願いたい。
・・・という話をしたかっただけ・・・・
最後に、僕の座右の銘をひとつ Heaven helps those who help themselves.
( 天は自ら助くる者を助く )