ツーが突然、きり出した。




「先生、あの子の名前なんて言うの?」


「エイコ(仮名)やけど、どうした?」


「やっぱり!!! 幼稚園のとき、エイコちゃんと仲良しだったんや。それから会ってないから、本人かどうかわからなくて話かけられんかった。」


「よく思い出したな~。」


「なんか名前を見てピ~ンときた。」




エイコとは幼稚園のとき、数ヶ月間一緒に過ごしたが、その後彼女は、他府県に引っ越したそうだ。仲良しだったので、手紙でのやり取りもあったそうだが、子どもことで、時がたち音信不通となった。





そして今日、ツーが幼稚園時代の写真を教室に持ってやってきた。





「先生、エイコちゃんとのツーショットやで。」





昔の写真探していたら、ア~ちゃん、それからハルカの写真も出てきた。





「へ~、ア~ちゃんとも友達やったんか?」


「小学生の低学年の頃ね・・。でもどっかの学校へ転校していったから・・」





ということで、ツー、あ~ちゃん、エイコ、ハルカ(仮名)が関目教室で再会を果たした。





うちの教室は、人と人が出会う人間交差点なのだ。




昨年、一昨年と


ミユキ&さっちゃん

ター&タツさん


が、10数年ぶりの再会で、教室で驚嘆の声を上げた。





「世間は広いようで狭いものですね。」と井上君が言った。





「カンザキ先生パワーですね。」とエイコママが笑った。







疎遠になった友人たちがここで再び出会う。なにか不思議な縁(えにし)を感じるのは僕だけだろうか?