エスワン島 by s1o -5ページ目

変えよ、ニッポン人。

なんと気づけば2ヶ月近く
ブログを更新していなかった。
一時期は毎日更新していたのに
毎日やる事でも変わるものだ、ということで
ブログを更新してみる。


最近はもっぱらTwitterで発言しているので
ブログはほとんど開くことすらない。
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そもそもブログ自体、ココ数年で
やっとみんなが知るネットサービスになった頃だろう。
その矢先にTwitter。


ネットのサービスは本当に塗り替えが早い。
次から次へとサービスが出てくる。そして消えていく。

更に最近はUSのサービスが国内サービスを侵食してきた。
Twitterだってそうだ。
そもそもマイクロソフトだってGoogleだってそうだ。
今や身近なネットサービスは大体US発が多い。

もはや国内初のサービスというより、
世界初のサービスを意識しなければ
成功することは極めて難しい状況といえるだろう。

しかもネットの世界はウィナーテイクスオール。
参入者は星の数ほどいるが、勝者一握り。

つまりアイデアを如何に早く実現出来るか、
ということがキーになる。
それには人的リソース、資金が必要となる。
もちろん売上がゼロべースのスタートアップ時に、だ。

その辺りを考えると日本は国柄、文化柄、
世界的に勝者になるようなサービスを創るのは困難極まりない。

なぜなら日本は前例がなければ投資をしない、
というスタンスが強いからだ。

今、フラッシュマーケティングが流行しているが
これだってアメリカでの成功事例Grouponをもとにスタートしている。

もしもアメリカでこのような事例がなかったとして、
日本の会社が同じビジネスをスタートしても確実に資本は集まらないだろう。
少なくとも今フラッシュマーケを実施している
トップクラスで増資をしているような会社ほどは集まらない。

セカイカメラが凄い増資をしているというが
あれだってLayerなどの過去実績があるからに他ならない。


この考え方は増資というような経営部分だけではない。
例えば一取引でも同じような光景は目にする。

「新しいものがやりたい」、と担当は言っていても、
実際にはその稟議を通すために競合などの事例が欲しい、という。

先に手を出すことのメリット、つまり先行者メリットよりも、
先に手を出すことのデメリットを優先する。
これは完全にネガティブシンキングである。

もちろん安易は失敗はしてはならない。

ただ時にはチャレンジがなければ
成長に加速を付けることは出来ないし、
失敗がさらなる成長を導く事も多い。


そもそも日本人は一つの失敗に漬け込みすぎだ。

だから自殺者も増える増える。
大体年間70万人も自殺者が居るって一体どんな国なんだよ。。

戦争はしてないけど、
ある意味勝るとも劣らず深刻な事じゃないのか?


失敗を許せるニッポン人。
挑戦を評するニッポン人。
妬まず認めるニッポン人。
揚げ足取らないニッポン人。


そういうの、こういう時代だからこそ
考え改めて見てもいいんじゃないかな。