slowlyになっていないか。 | エスワン島 by s1o

slowlyになっていないか。

昨日TVでやっていたが
今4年生でも就職が決まっていない学生が
まだたくさんいる。

2月後半の頃の話でしたが、
それでもあと1ヶ月ほどしかない。


就職氷河期という簡単な言葉では
まとめることは出来ないだろう。


学生も二極化していると思うが運も無いと
就活というのは決まらないだろうなぁ。。
結構真面目な子たちだったし。


当社も来月から3名の新卒が入社しますが、
彼らからも就活の厳しさは語られていた。


僕の時代も結構な就職難でした。
僕自身80社ほど受けて内定一社でしたし。

これまでは新卒と言えば
4月から働いて当たり前、むしろ
働く場所は選ぶもの、という認識で
基本的には売り手市場だった。

ただそれは日本が
高度成長期だったからの何物でもない。

今日本は衰退期に入っている。

これからは毎年新卒を取るという
風習すら無くなるかもしれないし、
新卒一年目でも結果を求められるだろう。

悠長に1年目はずっと教育がてらずっと研修、
なんて言っている場合ではない。

企業からすれば一刻も早く
売上に貢献してもらわねばならないのだ。

昔のように最初の3ヶ月、新卒の仕事は
コピー取り、なんて時代ではない。


本当に時代は変わった。
これは学生自身も感じなければならない。

結果を出さねばならない、
という気持ちを常に持たねばならない。


これはもちろん現社員にも言える話だ。
新卒がその気持ちで高く成長していけば、
悠長にしている社員は当然抜かれてしまう。

世代交代の先にあるのは夢の無い話ばかり。


ただこれは厳しいように聞こえるが
本来の姿だと思う。

新卒が会社を盛り上げて、それに応じて
現社員たちもパフォーマンスを上げていく。
結果皆が成長していく。


もちろんこれまでも
そういった目的があっただろう。

ただ昔との違いは


「スピード」


である。


時代は自分を待ってくれない。
すべてが早まっている。

乗り遅れればもう乗り込む事も出来ない。
自分に乗り込めるだけの力を持っていなければ。

もう一度自分の感じるスピードが
本当に世の中のスピードと
マッチしているかどうか考えるべきだろう。

想像以上に周りは早く動いているのだ。


そういった意識を持ちながら
習慣を変えて取り組まねばならない。


これはもちろん私自身も同様で
立場は全く関係の無い話である。