昨今のアパレル事情 | エスワン島 by s1o

昨今のアパレル事情

ユニクロなどの
ファストファッション。

最近は海外からもH&MやForever21などが
飛ぶ鳥を落とす勢いで国内に参入しています。

当社もアパレルブランドを展開しているので
このあたりもコメントを。


当社のブランドは
ファストファッションでは無いので
当然値段も高いです。

そして100%国内生産を売りにし、
さらには大量生産ではないので
コストが非常に高い。

安く提供したくとも出来ない、と言うのが本音です。


とは言えこの市況ですので
企業努力はもちろん必要。

出来る限り安く提供することが
メーカーとしての使命だと思っています。


でもユニクロに値段では
逆上がりしても勝てない。

そしてユニクロは質も良い。

さらに時代はファストファッションを
押している。


どうやって勝つの??ってな具合ですが、
大きく異なる点があります。


それは当ブランドは
ファッションを売っていると言うこと。

極端な話、
服を売っているわけではないのです。


ですからTシャツに1万円は出せない、
という方々には支持されません。

服と言う発想であれば当然です。
むしろTシャツに一万円も出しちゃダメです。


当社のブランドを好んで購入してくださるお客様は
みなさんファッションにお金と使っているだけ。
服を買っている印象は無いですよね。

だから大切にする。
今のこのご時世、どれだけ洋服を大切に出来ますか?

雨の日には絶対着られないディアスキンのレザー、
ユニクロでは売りませんよ、絶対に。


つまりユニクロは大量生産、多売のため
服をファッションとして楽しむコアなユーザー向けの
商品は作りたくても作れない。

どうしても万人向けのシルエットになってしまう。

ただユニクロの最強に凄いところは
ファストファッションというように、
ユニクロを着ればオシャレをしている、
と言うマインドの刷り込みに
力を入れているところです。

ココが最大のポイント。


とは言えみんながみんな同じじゃ
ファッションとしては長続きしづらい。


その点で考えれば
商品ロットの少ない弱小のブランドでも
ユニクロに出来ない事は持っているはずなんです。
※もちろん現時点ではユニクロに
 絶対勝てない部分が多いのも事実ですが。


まぁつまるところ、ファストファッションが
悪いわけでも何でもなく、昨今のアパレル事情は
ファッションを楽しむ人が減っている、
と言う事だと思うんですよね。

まぁ収入が減れば至極当然の事なんですよね。
無理してもしょうがないのです。


ですからアパレルも、ファッションも
もっともっとIT化して身軽に
しなければならないと思うんです。


アバターは良い例ですよ。
あの感覚は完全なファッションだと思います。

不景気でもアバターは買うんですよ。


だから当社はアパレルメーカーとして
どんな時代でもファッションを楽しめる、
アパレルのIT化を促進します!

デザイン、製造ぶっ壊しIT革命宣言!


こんな事言うと業界で怒られるんだろうなぁ(笑)