リアルでなければならない事

最近ネットが普及し過ぎて
何でもネットで済ませてしまう事が増えた。


インターネットは素晴らしい。
非常に有効なツールだと思う。

今後何がリアルである必要があるのか？
などと疑問に思ってしまうほど。


ただリアルでなければならないものは
そうは言ってももちろんあります。



例えばリアルは成りすましが出来ない
という事がある。


ネットはニックネームやらで
管理されるものも多いので、
成りすましが多い。
または確かな情報を入れてくれ、と言っても
虚偽な内容を入れる事
は現時点では可能だ。

これはインターネットであるが故のデメリットだろう。


とは言え逆に匿名である事で
メリットを見出す部分もネットでは存在するし、
それをうまく利用しているのが
2ｃｈだったりニコ動だったりするので
一概に悪いとも言い切れない。


もちろん将来的には免許証の番号や
クレジットカードなどで本人確認をしっかり行えば
クリアになる話もあるが、相当な時間は掛かるでしょうし、
誰もがネットが出来る環境では無くなるでしょう。

しかも別の誰かに
勝手にログインされてしまう可能性もある。

ましてハッカーなら簡単な話でしょう。


そういう意味でネットは成りすましが
簡単に無くならないと思う。


ただ話を戻すと、
リアルは成りすます事は不可能に近い。

有名人のtwitterやSNSに
成りすますというのはニュースになったほどで、
しかも当人を知っている人すら騙されてしまう。

成りすましている人に
「久しぶり」なんて言っちゃったり。

ソーシャルメディアが拡大しているからこその悩み。



でもこれこそリアルでは不可能。
まさか面識のある人に成りすます事など出来ない。
いくら顔を隠しても無理。


そう考えるとこの辺りに
リアルビジネスの更なる進化の
ヒントがあるように思います。


出会わなければ出来ない事。
それはリアルでなければならない事。

特に当人同士を知っている事であれば
更にリアルならではの事。


当人同士が知っていて
出会う必要のある事って
何だろうなぁ、って考えると
やっぱり食事かな、と思うんですよね。


例えば友人と食べる最適なお店を提供してくれる、とか。

会食の後、ネットで食べたものを入れておくと
ソーシャルで相手の食べているものを加味した
お店を紹介してくれるとか。


やっぱ食というのはリアルビジネスとして
もっともっと進化していく必要があると思ったのでした。