思考 | エスワン島 by s1o

思考

ヴィトンが大型店計画を撤回



昨日のニュースですが、

ルイヴィトンが銀座に予定していた

大型店舗開設計画を撤回したようです。

地上12階、地下4階建てのビル(2010年秋完成予定)の

大部分を借りて開設する予定だったらしい。

ブランドの雄であるヴィトンのこの計画撤回は

他ブランドにも大きな影響を与えそうです。

というもの海外高級ブランド。

日本での売上は全体の6割近いそうです。

そう考えると日本の消費軽減は海外ヨーロッパブランドの

売上軽減を意味しています。

ちょっと前までは安くても悪いものは買わない。

高くても良いものは買う、という商品思考でしたが、

今後はそれが変わってくるのでしょうか。

極端な話、

悪くても安ければ買う、

良くても高ければ買わない、

みたいな。

ちょっと前にも賞味期限が2年切れた商品を

1割くらいで売っている店が取り沙汰されてましたし。

この景気ですからそれが悪いとは言いませんが

本物志向で無くなってしまうのは少し寂しいですね。

良いものを作ろうと思えば、

必然高価になってしまうので。。

ただ景気に大きく左右されてしまうプロダクトというのは

本当の意味で強いとは言えません。

ヴィトンも大きな店舗の出店を撤回しただけで、

今の景気に合わせて商品価格を

大幅に下げるわけではないですからね。

当社の狙うプロダクトは高級志向でもなく、低価格志向でもない、

その間に位置しながらも、良いものに対しては

高級志向のマインドに切り替えられる、

そんなエリアですね。

景気というのは必ず上下しますので、

その両極端でしか勝負出来ないのでは問題なので、

その辺を考えてブランディングしていきたいですね。