事実は回り、空想は回らない
事実というのは回る。
事実と言うのは存在しているもの。
そして空想というのは存在していないもの。
空想は回る事が無いが、事実は回る。
何を言っているか意味不明だと思いますが(笑)
これは私の考えた法則です。(0ゼロの法則と名づけました)
例えば
電話をしないからアポが取れない
⇒アポが取れないから電話をしない
⇒電話をしないからアポが取れない
⇒・・・・・
というような事を考えます。
電話をしないからアポが取れない。
この事について自分がその通りだと認識し、
かつアポが取れないから電話をしない、と言う事についても
自分が認識出来た場合。
つまり回ってしまった場合。
これはその人にとって売上が上がらないという事実、ということ。
つまり残念な事実である。
そしてこの事実に対して重要な事は
どちらが先で回ってしまったか、と言う事。
電話をしないからアポが取れないのか、
それともアポが取れないから電話をしないのか。
もしも前者であったなら電話をする事が重要。
もしも後者であったなら電話のトークスキルを上げる事が重要。
といったようにその人にとって行うべき応急処置と
事実がどこからスタートしたかが分かる。
しかし残念ながら両方を納得してしまっているからこそ生まれたこの事実は
両方が不足している事を認める事実でもある。
またこんな例もある。
企画を考えて売上を上げる。
⇒売上を上げて企画を考える。
⇒企画を考えて売上を上げる。
この事実があった場合、凄くよいのですが
片方だった場合。
つまり企画は考えているけど売上が上がっていない。
または売上は上がっているけど企画は考えていない。
片方しか無い場合、それは事実ではなく、
存在しない空想である。
つまり企画を考えているけど売上が上がっていないなら、
売上が上がっていないから企画を考えている、という事実になるはずなのである。
事実なら回るはずだからである。
※段々難しくなってきているけど大丈夫かな・・・
つまり負のスパイラル。
企画、企画と言っている人ほどこういった罠にはまりやすい。
用は売上の上がる企画を作れない生産性の無い人である。
重要な本質に気づけていないと、このようなむなしい事実が生まれてしまう。
ですから企画を考えるなら、
企画を考えるから売上が上がる。
売上が上がるから企画を考える。
という事実にしなければならない。
つまり企画を考えるなら売上を上げる必要もある、と言う事。
売上が無いのに企画を考える事はありえない事実で、
存在しない空想でしかないのである。
まさにマスターベーション企画屋さん。
本質の事実を掴んでいない証拠である。
広告企画で言えばプランニングやマーケティングが重要ですが
売上も同じくらい重要なのです。
営業にとっては売上の上がる企画が必要であり、
自己満足的な企画などもはや空想でしかない。
心理学的な0(ゼロ)の法則ですが
これはどんな事にも当てはまります。
それが存在する事実なのか、それとも存在しない空想なのか。
そしてそれがポジティブなのか、ネガティブなのか。
さらにはどちらからスタートすべきなのか。
実はかなり色々なヒントが隠されています。