臨終に習う | エスワン島 by s1o

臨終に習う

週末は法事で両親の故郷である神戸に行ってきました。


おばあちゃんが無くなって二回忌。




うちの家は三人兄弟ですが

僕以外は皆神戸で生まれています。



そのためお墓の場所も連れて行ってもらわないと分からないし、

結構地理勘が無い。。



今回で大分分かりました。




法事では坊さんがお経を唱え、すごく良い話をしていました。



人間は60歳になると悪事を働かないと言う話。


何故かと言うと60歳になると、

人は死を意識して生活するようになるんだとか。。


つまり臨終を知ることで毎日を大切に生きていく。

そんな人が悪事を起すはずも無い、と言う事です。



一方若くとも、臨終に習えば

悪事を起す曲がった人生を歩む事も無い。




何か凄くよく分かったなぁ。。



もう2年弱前の話ですが、原因不明の病気した時、

ちょっと死と隣り合わせな人生を歩みました。

今もまだその原因不明の病におわれていますが・・・



まぁその時、人はすぐに死んでしまうな、と思ったし

本当にはかないものなんだな、と。



その時から考えが変わったのは事実。


死を意識するようになってからは、

自らの力だけで生きていくのは辞めようと思った。



悪事どころか最期をHappyに迎えるためにも

良い人生を歩みたいと思ったし。



普通は行きながらに死を迎えてしまうものですが

それ以来、死を前提としたライフプランが立てられるようになった。



まさに臨終に習う。

一日を一生と思い、一生を一日と考える。




深いですねぇ~・・・・