世の条理
人生は先に張らねばならない。
張るというのはリスクを取る、と言う事。
リスクを取らずに、張らずに、
勝利を勝ち取る事は絶対に出来ないと思う。
迷いがあるとき、私は必ず張るようにしています。
ただ人はどうしても張る前に、答えを求めがち。
答えがあるなら張る、
と言うのはあまりに図々しい話だと思うんです。
もちろん結果的には答えを求めるがため
張っているのは間違い無いのですが重要な事は
どちらが先で、強い思いかと言う事。
例えばクライアント様に尽くす。それによりクライアント様から発注をもらう。のか、
クライアント様から発注をもらう。そのために尽くす。のは大きな違いなのです。
世の中の物事はすべて回っています。
尽くしたから発注される。発注されるために尽くす。尽くしたから発注される。発注されるために尽くす。
結局は同じ事に戻るんです。
つまり回って戻るのは変わらないので、
結論に注力するのではなく、どちらを優先的に考えられるか、
という過程が非常になんです。
尽くす事なのか。それとも発注される事なのか。
キレイごとを言っても結局は発注だよね、
そうでないと本質が満たされない。と誰もが思うかもしれません。
でも違うんですよ。そもそも考え方の本質が。
世の中の原理は戻るんです。
本気で、真剣にどちらを優先に考えるかが重要なんです。
自利利他という言葉がありますが同様です。
他人の利を得る事で結果として自分の利になるのか、
自分の利を得るための他人の利なのか。
重要なのは結論ではないんです。
結論は誰でも分かる世の条理。
経営者はこの精神を持たねば価値は無いと思います。