昨日、「子ども・子育て支援新制度」にのっとった形の
来年度の保育所継続申請の用紙が保育園経由で渡されました。
私、「新制度」とかいうのが始まるのを知ったのは
7月の市民新聞でした。
それも、市民新聞なんていつもざ~っとめくって終わり、っていうところ、
たまたま小さく紹介されている新制度の記事が目に留まったから
知っていただけ。(幸運にも、と言っていいかもしれない)
言ってみれば、知らないうちに新しい制度が決められ、
知らないうちに来年度から始まるらしい。
っていうのが、私の(そして多数の親御さんの)印象。
…保護者側の情報収集不足って言われてしまうとそうなのかもしれないけど、
政府・地方自治体からそんな案内来ていたんですか?
ちなみに私は昨年度は認可外保育園に子どもを預けていましたから、
当時の認可保育所の保護者さんに案内が配られていたのだとしたら
情報をもらうことができなかったことになる。
それに、そうだったとしても、今年度の保育所申請のときに
案内があっても良かったのでは…?
今になって…だけど、いろいろ調べると、
メリット、デメリットはいろいろあるらしい。
身近に目に見えるメリットとしては、
ぴょろたが通っていた幼稚園が認定こども園になるべく
施設(給食室等)や保育内容、満三歳児保育の新設を急ピッチで進めています。
意識の高い幼稚園です。
近隣の定員越えの保育所に入れない親御さんにとっては、
もう一つの選択肢として、有力になるでしょう。
…我が家もあと2年、いや1年でも早ければ、幼稚園に子どもを預けて
働くという選択をした可能性は高いです。
多分、同じような動きを取っている幼稚園は多いと思います。
(一方、保育園が認定こども園を目指しているというような動きは
聞きません。知らないだけかもしれないけど…)
あと、どうなるか知りませんが、
学童の受け入れ学年が6年生(今は3年生まで)までになるそうです。
…これは大きい学年の子たちにとっては学童は窮屈みたいなので、
6年生まで学童にいる人数は少ないんじゃないかと思ったりしますが…
親としては、制度としてそういうしくみがあるのは安心、でしょうか。
一方、デメリット。
私が被るだろうデメリットは…
求職活動に入った場合、3か月以内に次の仕事を探す必要があることを
明記されてしまったこと、でしょうか。
(私が住む市では、今まで明記はされていなかったということです。
極端な話、4月に入所すれば、仕事やめても次の3月まではそのままだったそうです。)
確かに、本気で就活すれば、3か月以内に次の仕事を見つけることは
できるでしょう。普通は…。
でも、今の私のように、お盆休みや家族の手術等のために
求職活動を一時中断してしまったりすると、その限りではない…。
ましてや、今の私は不安定な派遣社員。
3か月ごとに「契約更新時期」という名のリストラの可能性におびえ、
円高、増税、リーマンショックなどの金融事情等の経済動向で
一気にその企業で働く派遣がいなくなる…なんてこともあったわけです、過去に。
不景気に陥ったりしたもんなら、3か月内に仕事見つけるなんて
もっと困難になりますしね…。
ああ、怖い。
それよりなにより、私は、今、早く仕事決めないといけないわけですが…
お給料安くても長く勤められる所にご縁があれば…って
考えが変わってきています。
…早くゆっとん小学校に上がってほしい。
個人的には…保育料は高くなってもいいんです。
その分働いて稼げばいいので…。
保育料高くなっても、ちゃんと預かってもらえて、きちんとした
保育体制・設備体制を整えてもらって、
できれば病児とか一時保育の体制も改善してもらえたら
いいと思うんです。
個人的には…世帯の収入によって保育料が上がってもいいと思うんです。
逆に世帯の収入によって保育料下げたらいいと思うんです。
(それがデメリットにも挙げられていたりするようです)
保育料安くて、なおかつきめの細かい保育を…ってそれは無理でしょう。
保育士さんの給料だって上げてあげるべき。
税金で賄いきれないんなら、利用者が負担するしかないのでは?
(もちろん、どうして税金で賄えないのか、きちんと検証する必要はあります。)
この新制度が良い方向に機能するのか、結局改悪でしかないのか…
身近な問題としては、
我が家が保育園にお世話になる、あと2年強の間、悪い影響がありませんように。
その後は、ぴょろたが中学生に、ゆっとんが小学生になって学童に…。
その流れにこの制度がどう影響するのか…
大きな問題としては、
保育園の待機児童の問題とか、なかなか仕事が見つからない働きたいママさんとか…
働くママさんがひどく気を遣って、残業と子どもの病気におびえながら働く状況とか…
(私がここ1,2年の間に苦労したor苦労していることですね…ため息)
そういうの、なんとかならないんだろうか。