今日は男子たちがJRのスタンプラリーに出かけたので、
3か月間借りっぱなしのDVDを観てます
(ネットレンタルだから延滞金は無料ですが、月額は無駄に払ってます…)
今日観たのはこちら
- ブローン・アパート [DVD]/Happinet(SB)(D)
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
主人公(演:ミシェル・ウィリアムズ)は自分の境遇にちょっとした不満があって、
近所の高級住宅街の
独身記者(演:ユアン・マクレガー)とラブアフェアしている最中に、
夫と最愛の息子がテロの犠牲に…
主人公の自責の念とか、
愛情なのか主人公の家族の最後の謎を解き明かそうとする記者の奮闘だとか、
夫の上司からの未亡人主人公への猛烈なアプローチとか…
…内容は…あんまりおもしろくないです
一言で言うと「ミシェル・ウィリアムズの魅力をPRしようとしているプロモ」?
ユアンも共演者として大きく名前が載ってますが、思いっきり端役です。
あと、個人的には主人公が某テロリストに手紙を書いて
自分のつらさを紛らわせたり気持ちの整理をしている描写がありますが、
普通はテロの家族はこんな心境にはなりえないんじゃないかと思います。
個人的には別にテロ事件の遺族っていう設定にしないほうが良かったんじゃないかと思う。
交通事故で家族を亡くした遺族の方が良かったんじゃないか??
…辛口意見。
何か意図があっての設定なら、その意図を知りたい。
でもね、ちょっとこの作品見て思ったのが…
最近、ぽんより、二人の子育ても落ち着いてきているからか
「もう人生やり終えた感」が半端なくあるんです。
子どもも二人産み終えて、あとは子ども達は外界とのかかわりから
多くを学んで育っていくっていう段階に入ってるor入っていくわけで。
なんか「もう人生に未練はない」っていうか、
「これからの人生、『自分のために』っていう人生ではないんだろうな」っていう
なんかぽっかりとした失望感みたいな…
もう自分の夢を追いかけてそれに一生懸命になれる年齢でもないし、
今さら夢を追っかけていく気力も若さもないっていうか。
「家族のために」っていうのを、ふっとした瞬間に冷めた感じで考えている瞬間があるんです。
この作品で主人公は最愛の息子を裏切っていて、そのときに息子を失うわけですが…
自分がすでに手に入れている宝物って、ありがたみがなくなっちゃうんですかね…
失くした瞬間に、どれだけ大切かを痛感するというか。
失くす前までは自分の平凡さに不満を持って悪い方面に進んでいっちゃいそうになるけど、
本当は大切なものを「大切だ」って認識して守り続けていくことこそが
難しいことなのかもしれませんよね。
実直に、清廉に生きていくことこそ実は大変なことなのかも。
本当は幸せなのに、それを実感せず、自分の立場に不満を覚えている
まさに今のぽんよりみたいなのがとんでもないことをやらかしちゃうのかも、
って思うとちょっと怖くなりました。