そういえば、パパが中国赴任を終えて帰任するときに
ローカル従業員(中国人)にもらったお手紙が詰まったビンを
持って帰ってきたな…って思ったので
見返してみました。
日本語がわかる従業員はひらがなだけの日本語だったり、
英語をしゃべれる従業員は英語で、
外国語がわからない従業員は漢字(中国語)で
「いつも優しく見守ってくれてありがとう」
「ビジネスのいろはを教えてくれてありがとう」
「あなたは真っ黒(パパは万年日焼けしてます)だけど
心はきれいなやさしい上司でした」
とか書かれてある
私は、現地でローカルの人と接したことがほとんどなくて、
マナーの面とか、当時起こってたチベットの騒動のこととかで
すごい不快な思いをすることが多かった。
パパも中国にいたときは、イヤな思いをたくさんしたと思う
でも、きっとローカルの従業員たちとは協力して
頑張ってお仕事していたと思う
その中で仲間意識みたいなものも生まれたと思う
無茶なことをして遊んでばかりの勘違い駐在員がいることは事実で、
私もそういう連中は嫌悪するけど、
多くの駐在員がうちのパパみたいに誠意をもってお仕事しているはず
パパは帰ってきたときに
「結局、中国人の思想って理解できなかったけど
一つ、家族が一番大事っていうことは一緒だってわかった」って
似合わな過ぎて笑っちゃうようなクサいことを言ってたけど…
私は帯同させてもらえなかったこともあって
なんせ、パパが赴任してた期間はイヤな思い出や印象がたくさんあって
それも頭をめぐるんですけど
きっとパパが今の状況を見て思っていることは
もっと深かったりするのかもしれない
それを思うと悲しい