ぴょろたの習い事には地下鉄を利用します。


まさに「行きはよいよい、帰りはこわい」で、

帰りは数分ずれると帰宅ラッシュに突入です。

だからいつもは一目散に帰宅ラッシュ前の電車でとっとと

帰ってくるんですけど、

今日はラッシュに当たっちゃった…


乗る駅の改札を通るときに、駅員さんが

車いすの人が電車から降りるときに使うボードをもってエレベーターに

乗り込んだので、

「車いすの人が上がってくるんだな」と認識


ゆっとんがベビーカーに乗ってるので、

エレベーターを利用しますが、ちょっと上がってくるまで時間かかるかな、

って思って待ってました。


で、やっぱり車いすの人が降りてくるので

ぴょろたに「扉前に立たずに道通してあげて」って行って

降りるのを待ってたら…

その車いすのおばさんに扉開くなりすぐこう言われました


「これにのらんと歩けよ!!」


…はあ?


ぴょろた、怒られたと思って呆然。

もちろん怒られる理由もわかりません。


ぽんより、ため息。

たぶん、下で何かあったんでしょ。


エレベーター前に健常者が群れなしてたから

乗りにくくて、「どけ」とか「お前ら歩け!!」とか言って

上がってきたのか…?


いつもは時間的に人いっぱいのエレベーターに

そのおばさんしか乗ってなかったし。


気持ちはわかりますけど。


私だって、ゆっとんをベビーカーに乗せてでかけるときに

学生とか比較的若くてエレベーターに乗る事情がなさそうな人たちに

埋め尽くされて、ず~っと空きエレベーターを待たなければならないときに

「エレベーターじゃなくていい人は歩こうよ…」とか思う。


でもね、私はあなたのエレベーター乗降の邪魔はしてないし、

むしろ、なかなか上がってこなかったエレベーターを待っていたんです。


ぴょろたも「なんで怒られるの、ぼくら」とか言うし。


たぶんですけど、下で激怒していたおばさんは、

怒りおさまらず上に上がってきたときに、外で待っていた

ぽんよりが一人だと思ったんですよ。


だから、ドアが開くなりなんか文句いってやろうと思ってたわけ。


でも、見えたのがベビーカーのゆっとんと道を開けて待つぴょろた。

おさまりつかなくてそのまま「歩けよ」って言ったんじゃないのかな…


だって、そのあと、ぶつぶつ言い訳いいながら目も合わせずに逃げるように

去って行ったもの。


苦笑い。


でもね…ぴょろたは確実にショック受けてましたよ。

ちゃんと道を開けて待っていたんだから。


ちなみに、ぽんよりはエレベーターにベビーカーよりも優先すべき

人が待っておられた場合、譲るようにしています。

お年寄りとか、けがしている人とか、、もちろん車いすの人も。


でも、ベビーカーなんだしほかに待っている人がいなくて余裕で乗れるなら

利用させてくださいよ。

公共の施設でしょ。一応税金も払ってるんだし(市営地下鉄ですから)。


いつもご苦労なさっていると思います。

理不尽な思いもされておられるでしょう。


でも、ちょっと…腹が立つというよりも哀れでした。

子供連れに、そして子供に八つ当たりしたって…そんな理不尽な


ぴょろたには

「あのおばさんは間違ってるし。ぴょろたは何も悪くない」

と伝えておきました。


ああいうことが子供の素直な親切心の芽を摘み取るんだと思う。


よく「最近のこどもは…」とか「最近の親は…」とかいうけどね。