出産した友人が初期の子育てに苦労している様子を聞いて、
ぽんよりもぴょろたを産んだ直後からしばらくの間に苦労したこと
を思い出したりしました・・・
① 授乳のこと
ぽんよりはぴょろたを生後3ヶ月ぐらいまで混合授乳で育てました。
といっても、人口:母乳=7:3の比率です。
産前の母親教室などでは、「母乳育児」の重要性について頻繁に言われます。
出産後も産んだその日から授乳室で授乳のトレーニングをはじめることが
多いと思います。
出産したら母乳が簡単に出ると思っていたら全然そうじゃない
最初はなかなか出なくて、出なくても赤ちゃんに吸ってもらって
母子で授乳を学んでいく・・・
ぽんよりは母乳が出るようになるところまではうまく行きましたが、
母乳の量を増やせませんでした。
体質的なものなのかはわかりませんが、一番の原因はお乳の形。
吸出し口(乳首ですね)が小さかったために、ぴょろたが吸ってもたくさん飲めないし、
ぴょろたもお腹がすいているから機嫌が悪くなって
母乳を吸うのを嫌がる・・・
そのうち知恵がついてくるのか、哺乳瓶で飲むことを要求しだしたりして・・・
生後2ヶ月までは、自分の意地もあって無理やり母乳を飲ませてみては
足りない分をミルクで補っているつもりでしたが、
ミルクは「補う」というよりもメインでした。
生後3ヶ月になると、母乳を拒否され、哺乳瓶に母乳を搾ったものを
ぴょろたにあげていました。
母乳を搾るのってすごく辛いんです
感覚的に手も胸も痛いし、
心理的にも直接飲んでくれたらいいのにとか、
拒否されてしまうことで「母親失格」みたいに感じたり・・・
産婦人科でも小児科でも定期健診でも「母乳の重要性」を説かれるし、
授乳に苦労した経験のないばあば(実母)からは
人口ミルクをあげていることについて「頑張りが足らない」とか言われるし・・・
(母乳育児もつわりとかと一緒で、苦労した経験のない人から見ると
「なんでそんなんできひんの~?」って感じみたいです。
母乳をあげるのは、さも当然のことだと思っている・・・)
今思うに、一般的には産後すぐから始まることの多いといわれる「産後うつ」を
生後3ヶ月過ぎから強く自覚することになったのは
母乳育児のつまづきが理由の一つとしてあったと思います。
母乳をあげている光景っていうのは、母子の象徴みたいなところがあります
でも、本人が努力してもかなわないこともあるんです・・・
ぽんよりはもうすぐ、再度この「母乳育児」に挑むことになります。
できれば完全母乳育児を目指したい
でも頑張り過ぎないようにしようと思います。
育児は授乳だけじゃない。
授乳に悩んで落ち込んで、母親としての自分を全否定するようなことは
二度としたくありません。
今、通っている産婦人科でも「母乳育児」の重要性を説かれます。
(正直、説きすぎじゃないのってぐらい)
でも、頑張って叶わなかった身としては、
そんなにプレッシャー与えないでもいいじゃないの、って思います。
(少なくともうまくいかないママさんにはフォローしてあげてほしい)
どうなるんでしょうね、二回目の母乳育児との戦い・・・
② 甘えること
授乳に奮闘している3ヶ月・・・
授乳に必死でした。
それを越えなきゃ次に進めない!みたいな・・・
母乳授乳は母親しかできません。
父親はほったらかし(?)
あまりにも必死すぎたからか、産後うつかもしれないと自覚するまで、
パパが子育てに非協力的だった印象が強くあります・・・
(本人はそんなことはない、と言います
実際、協力を申し出てくれていたと思います。
でも、私はそれを拒否する態度をとったかもしれません。)
ちょうどパパの仕事が多忙を極めたこともあって、
パパは遅く帰宅し、土日もどちらか出勤という状況になってしまいました・・・
余計にパパの非協力的な姿勢を非難するようになります・・・
母乳育児の終了とともに、ぽんよりは育児をパパにも分担するようになりました。
育児は授乳だけじゃない。
そして母親だけがやることではない。
母親じゃなくてもできることは父親にもやってもらおうと思えるように
やっとなれました。
「甘えること」も育児を楽しむポイントだと思います。