災・武尊山 | 多趣味な釣り人

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釣り、スキー、ランニング、山登り、キャンプ、写真、キャンピングカーなどの日頃の行いについて載せてます。

暑いところでの長丁場は厳しいので

近場2000mの山で涼む。

 

3時間以内に着き、

当日発雷確率が低めの所と言えば

その日は群馬方面。

 

そんなんで

さー行ってみよう〜武尊山!ウインク

 

って事で行ってきたのですが、、

これがまぁ難続きになってしまったのです。

 

  ​ハチの猛攻を受ける

前日の夜は空手。

寝る時間が遅くなってしまうので7時アタック開始予定で準備。

8時間前後で終わる登山計画を届出済み。

少し遅くなり、川場第四駐車場に8時着。

5台停車有り。

天候と時間により、武尊山まで行かなくとも剣ヶ峰までの往復でもいいや〜ぐらいで考えていました。

 

車でゴソゴソ用意をし出すとハチが寄ってくる滝汗

ちょっと遠くに私だけ避難。

去ってくれるかなーと見ていたら…どんどん増えてくる滝汗

ハチって言ってもオオスズメバチ。

ヤバいやつです。

危ないのでMr.Kに注意喚起。

流石のMr.Kもハチの威嚇に危険を感じ車の中に避難。

増え続けるため停車位置を変更。

が、

ずっと車にアタックしてくるため100m程を何回か往復して追い払おうとするも効果無し。

とうとう、避難している私の方にも飛んできて威嚇。

これは怖い!ゲッソリ

 

即、車に乗り込んで移動。

ここからのアタックは断念することにチーン

 

1時間ほど移動して

武尊牧場スキー場へ。

想定を6時間半に設定し直し。

ほぼ2時間ほどロスしてしまった。

 

到着後、用意をしようと周りを見ると、

なんと!

先程のハチがまた車を威嚇してくる。

どうやら車に付いて一緒に移動してきたみたいだゲッソリ

ハチの執着って怖い〜。

何のために移動してきたのか…チーン

車の中で用意していると、隣に車が停車。

するとハチがそちらに執着し、何とか車から出られた。

 

いよいよアタック開始。

今回は水3ℓ。

 

  ​ハイク開始

この日の武尊牧場からの道は、水流によって削られた土壌に石が点在し、その上に踏まれて粉々になった落ち葉が乗っている。そのため石の存在が目視しずらく走りにくい。

また、前日の雨で所々泥沼である。

 

ドアが開いている武尊避難小屋の横を通り過ぎると、

お!ヒカリゴケだ!

開けっぱなしだけど良いのかな?

 

 

 

セビオス岳のあたりに到着。

この頃はまだ山頂あたりは雲に隠れ、天気も悪い。

 

しかし、前武尊直前の急登に来ると晴れ間が。

ザ・晴れ女!笑笑ウインク

ほら、更に晴れだした!

 

この日はトンボが多く、ブヨはほとんどいなかった。

ありがたや~~~。

鎖場

どの登り方が正しいか良くわからず登っていく。

 

登りきると池塘が多く点在。

水の中には卵。

 

正直、ここまでは軽快に、快調に登ってきていたのだった。

が、食料を摂取したのに力が入らなくなっていく。。

熱中症でもない、ハンガーノックでもない。

ストックも使用しているのだが、フラフラしている自覚がある。足ももたつく。

なんでだろうか…。

この時はそのうち治るだろうと軽く思っていた。

”今日は武尊まで片道6.5キロだし、何か起ころうとたいしたことはない”

しかし、

体調の変化に気が付かない程怖いものはない。

 

2時間で武尊山山頂到着。

まぁ今日はここまでだ。

天気予報は徐々に良い方向へ変わってきてはいるが、いつ雷雲が発生してもおかしくはない。

30分ほど食事休憩をとり、下山を開始する。

武尊牧場方面

剣ヶ峰方面

谷川岳方面

谷川岳方面は雲が多い。

 

  ついにやってしまう!

そして下山開始。

食事をとっても、冷たい飲み物をとっても体調の改善なし。

そして気が付く。

 

お月のものが今朝来たのだった。

 

所謂貧血症状だった。

足に力が入らず、フラフラと歩く。

山頂と中ノ岳との中間あたりでついにやってしまった。

いつもならば着地で不安定だと判断した瞬間にサッと反対側の足に体重移動するのにこの時は反応できず、そのまま更に体重を乗せてしまった。

これ以上の足首の屈曲はまずい!と思った瞬間に

ブチッ!

ああ、やってしまった笑い泣き

音がした。

切れたわ。

 

即その場でテーピングで完全固定を施し、

腫れだす前に下山をすることに。

無理は出来ないが、のんびりも出来ない。

一部靭帯損傷か断裂か剥離骨折の可能性有り。

 

足の事は気になっても、

当然フィールドサインも気にしながら下山。

 

やはり有りましたね~~~小熊と親熊の足跡。

はっきりとした5本指と鋭く穴の開いた爪の痕。

セビオス岳の笹が薄い場所の泥沼で。

出くわしそうな場所はなんとなく分かるので

その後は熊鈴以外にストックでカチカチ音を鳴らしながら歩いて帰りました。

下山も2時間程。

 

トータル13㎞ 累積830m

 

そして痛みと内出血は少ないものの腫れは酷い。

(靴下の圧痕が目立つ)

今日は整形に行ってきました。

剥離骨折等無し。

しかしまぁ当たり前に靭帯はやってます。

固定2週間、ランオフ3週間。

はい~~~~またしても走れません!!

まぁ、これで済んだのは予めテーピングをしていたからでしょう。

担当医に

「よく人を呼ばずに自力で山から下りられたね」と。

まぁ一般の人からするとそんなもんなんでしょうね。

うちらからすると当たり前ですけどね。

さて、

レース前なのに故障。

どこまで復活できるのでしょうか??!!

 

 

 

 

おしまい。