OMMチャレンジ | 多趣味な釣り人

多趣味な釣り人

釣り、スキー、ランニング、山登り、キャンプ、写真、キャンピングカーなどの日頃の行いについて載せてます。


朝3時出発、6時半着。

晴れてるけど、八ヶ岳の上方は雲の中。

このガスの中のスタートとなる事を予想。


紅葉が進みました。

この辺りは赤よりも黄色メイン。


駐車場に着くと、やはり周りはガス。

ガスの中でチェックポイントを探すのは難易度高し!でもコレも楽し。もっと濃くなれ!

OMMウェザーバンザイ。


今回のOMMはストレートで参加。

スコアならば行きたい場所を選べるけれども(チェックポイント点数取れ高制)、ストレート(指定されたチェックポイントを順番通り巡り時間を競う)だと通りたく無い場所も行かなくてはいけない。

今回のレースの鍵は

川の状態は?

石と苔、石場のスポット穴はどうか?

薮の質と濃さ?

と予想。

また、更にOMM側から寒さについての注意喚起が発信されていたため、荷物の重さも鍵となる可能性があった。

これはあくまで…

ヌルヌル〜

上位を狙わない(狙えない)

スイートなチョイス

であるので参考には決してならないの巻です!笑

デレデレデレデレ


こんなの今まで配られたことあったっけ??

とりあえず、今回は気ィつけて〜と言っているんだろう。



 1.どこで川を渡渉するか

前日の金曜日が雨だったため水量は多めと予想。また、橋が無くても渡れる川なのか?寒さのため出来るだけ濡れる事は避けようとバディと話し合っていた。

そらぁ上位の方々はどこでも渡るだろうけど、気温0度の中、ビチョビチョに濡れた靴でトイレなどを彷徨う夜の事を考えると靴が濡れるのはノーサンキューである。真顔

結果的には地図通りの場所で渡れた。また、場所によっては石に乗れば渡れる程度の場所も。


 苔むす岩を通るのはどうか?

霧ヶ峰のように苔が生えた岩が多い今回の場所。大きな岩と岩の間は見えない穴が空いており、場合によっては足がはまり大怪我に繋がりかねないためかなり慎重。

直線的に進むにしても、あまり得策でない場所だと思った。実際にバディは足を取られた。


 薮の濃さ

昨年の奥美濃のような高くて硬い笹ではなく、ノーマルな笹薮であっため問題は無かったが、前日の雨で濡れていたため腰から下がビッショリ。

結果的にコレが災いしたと思われる。

また、トゲのある薮が多くてショートカットできない場所多数。行ってみて初めて分かるため、運としか言いようがない。

荒地の記号も無い。薮の濃さは地図からは分からない。


 荷物の重さ

過去の経験から、どんなに厚着をしようとある一定の所からソレ以上温かくは感じない事を分かっていたので最低限の寒さ対策。また、走っていると0度でもTシャツじゃないと暑く感じてしまうため基本は薄着。

問題無く足りた。16時前には宿泊地に着いてたので直ぐに炭水化物を食べまくり17時に就寝。20時半に空腹と寒さで起き、チョコレートやナッツ、サプリメントを自分で計算して満量飲み就寝。体は暖か、爆睡、完全回復。



 実際の​レース運び

今年はスキー場を登る事なく始まった。


このあたりの木々の特徴が分からないため、山道を使用。徐々にショートカットを始め、スタート→①に問題無く進む。


問題はこの後。

①→②のロングレッグ。

川沿いの道を進むとルートに無いひらけた笹薮があった。そのためショートカットして進もうと企んだのだが、

トゲトゲの木々が生い茂り(黄色)、バディは手を負傷。予測不能な薮のため思い通りに行けない。痛恨のルートミス。結果、真っ直ぐ進む事となったのだが、コレがまた、谷の竹藪のせいで下半身がグッショリ。この状態で一般道まで一気に標高を駆け上がるはめになり、筋肉は疲労し、体力も奪われてしまった。また、更にそこから標高を上げて②をゲット。完全に20分以上のロスとなった。


②から③までは狭い山道。そのため周りに抜かされないためにほぼ全て走った。


③から④までは倒木も多く、一般道に降りたいがトゲトゲ薮が濃密でショートカットできない。結局そのまま山道を使用し、一般道へ。そのまま竹藪に入り、ショートカット。

CP④に着くまでに綺麗な景色をプレゼントしてくれた。

その後問題無く④通過。


④に向かう頃から足の筋肉が不調。とにかく大腿筋が歩けないほど痛くなる。これはマズイと感じ、しばし休んで痛みが無くなってから進んだ。


⑤に向かう最中にまた痛みがやってきた。

内転筋も全て、膝から腰までの全ての筋肉が痛み、全く歩けない。バディに継続無理かも…と謝り休ませてもらう。後々、これが攣った状態だと分かった。今まで足が攣りそうな事はあったが(認識できたが)、足全体が攣りそうな予兆もないまま、痛みが先行していたために分からなかった。

とにかく大腿筋が冷たい。この日はお月のモノも有り、水分も捕食もそんなに取れていなかった。

関門よりも1時間前にゴールしたが、筋肉が動かないために体力が奪われて1日目はオールアウト状態。

テントを張り、シュラフに体を突っ込み食事をするも全身が攣る状態で動けない。

おまけに、シェラに入ってる水が20分で凍る。

つまり氷点下。

この夜はマイナス3度まで冷えた。


さっさと食事を済まし、17過ぎに時に就寝。

中の結露は少ない。

20時半になると腹が空いて目を覚ました。


トイレも行きたいので外に出ると宴会はまだ真っ盛り。



そこから、、

更にせんべい、ナッツやチョコレート、サプリ、梅酒とにかく食べまくる。せっかく歯を磨いたのだけれども、そんなのはどうでもいい。

そして就寝!

翌日再起可能かどうか?!



翌朝

テントを見ると…ミゾレが降ったのかな?

フライに氷。


そして、体力筋力は復活!

夜中体が温まり、ぐっすりと爆睡できたのが幸い。これならイケる!

川を渡り、

ショートカットを繰り返し、

坂を登り


ゴーール!


関門よりも1時間以上早く戻ってきた。

が、

そんなに上位にならないのはやはり走力が問題なのだろう。皆、強い!


ストレートBのCPの地図読みは難しくはない。なので走力に偏るのと、ロングレッグのルート立て次第なのかなと。常に時間に追われて焦るストレート。そのぶん、ゴール出来た時はとても嬉しい。


最後の最後まで順位が確定しないスコアの方が面白さは上。


"OMMの楽しみ方"

自分にとってどちらが向いてるかな?と考えるとスコアの方だと思う。

来年はスコアに戻るかな〜?!

いや、わからないな〜。

なんともだなぁ〜。




と言うわけで



これにて

おしまい。