夫が

「実家を出ないと 離婚しろ」

と言うので、とりあえず

賃貸から 探し始めた。

 

何件も見た中で、 

1件 とても条件が良くて、

夫も私も 気にいった物件があったんだけど、

道路が狭くて、運転に すごいストレスが

かかりそうな 場所だったので 

私が ダメで やめてもらった。

 

次に 私は気に入った物件があったんだけど、

夫に反対された。

 

でもその反対の理由が、

前に 夫のお気に入り物件を 私が反対したから。

 

夫は 考えていることが

本当に 分かりやい。

私が以前 夫に 反対したから、

その仕返しなのだ。

 

もう 絶望的に 意味が分からない。

なんで そんな 展開にしかならないの。

夫の望みは 自分だけの幸せ。

私を奴隷にしたいのは わかったけど、

そんなもの 通用するわけないのに。

 

それに 私に腹が立つなら

話し合いをすればいいのに、

話し合いはしてこない。

ただ ふてくされて威張っているだけ。

 

私の父親が 

だんだん 私たちが 鬱陶しくなってきたらしく

頭金を援助するから

マンションを買ったらどうか

と 話してきてくれた。

 

マンションの購入ができたら、

私と娘の為にも とってもありがたいので

お願いすることにした。

夫からも 一切反対は無かった。

すごく喜んでいた。

 

「みんなも マンション買えばいいのになー。

なんで 買わないんだろう」

とか 言い出すから 

「うちの父さんの頭金が無ければ

私たちだって買えないよ」

と言ったら キレた。

夫には うちの親に使う 感謝は 

持ち合わせていないらしい。

男のプライドよりも

事実を見て欲しい。

 

そしてあとあと 私は夫から

仕返しを受け続けることになる。

 

あしあと数年後 この件で

夫の記憶の書き換えていることが

分かる。

 

夫が気に入った物件を

私が蹴った事は 覚えていたけど、

夫が蹴った物件の事は

まったく覚えていなかった。

 

自分はきちんと 物件探しを

頑張っていて、

私だけが 勝手を言っていた

という 記憶になっていた。

 

父親からの頭金の件は

夫も 喜んでいたくせに、

 

「私たち親子が押し付けてきた」 

というものに 変わっていた。