また夫の話。

婚約をしてから夫が

どんどん本性を 出し始める。

 

 

私は もともと 自分が結婚出来ると 思っていなかった。

でも婚約指輪には 憧れていた。

ダイヤの立て爪デレデレラブラブ

 

夫は社会人になって

1年しか経ってなくて お金が無いから

ムリかな~と思っていたら、

義母が 作ってあげる と言ってくれた。

「デパートの外商呼ぶから ともさんが 石から選んで」

って。

 

私は高価なものが大好きだ。

もし 自分で選んだら、

1番高いものが欲しくなって、

でも 「そんな図々しいこと 言えない」 と 

ウジウジして そのまま 一生後悔しそう。

そんなのは イヤだ。

それに 指輪を選ぶ嬉しいはずの時間に、

義母になんか会いたくない。

 

夫から、義母が 

「息子も選ばないとダメだからね~」

と言っていたと 聞いたので

「私の希望は ダイヤの立て爪です」 と

夫に伝えて 安心して お任せしていた。

 

 

それがまさか… 

ルビーの指輪 になるなんて…ゲッソリ

しかも 金。 デザインも すんげー変なやつ。

だいたい私の誕生石は ルビーじゃない。

それに私は

 

プラチナ&ダイヤが 大好きなんだ!!

 

夫もこれを 知っていた。

義母は 夫に選ぶように言っていたくせに

夫に 確認することは 無かったらしい。

夫も 義母に 何も伝えていなかったって。

…そんなことあるの?ゲロー

 

私があまりのショックに

落ち込んでたら 夫は キレた。

ここでキレれる気持ちが全く理解できない。 

 

私は あきらめる 努力をすることにした。

自分で選ばなかった 私も悪いしね。

 

そして 結婚指輪。

婚約指輪の時の

痛恨のミスを活かして、

今度は 自分の意思を ちゃんと出そうと

がんばった私。

欲しかったデザインも決まっていたし。

 

でも またまた お店に

義母もついてきて、

で結果 

義母が勧める指輪にさせられてた。

 

なんで 私の結婚指輪を 義母が決めるの?

指輪を見るたびに イラっとしてしまいそうだ。

夫は 義母の言いなり。

 

義母は

自分の子ども達と 同じように、

私を 言いなりにさせようと

圧をかけてきているのは わかった。

 

でも私の立場では 

この先の義母との関係を考えたら 

歯向かえない。

 

欲しかった指輪は 泣く泣く諦めた。

 

この話には 続きがあって、

7ヶ月後の 結婚式の当日、義母が 急に

もう1つ 新しい指輪を 渡してきた。

 

欲しかった指輪では無くて

「デザインは 似てるけど こっちじゃないな~」 と

思っていた方の 指輪だった。

 

「ともさん こういうのが欲しかったんでしょ?」

だって。偉そうに。

「これじゃねーよむかっ」 と素直に言えたら どんなに良かったか。

 

結果的に

私の結婚指輪は 2つになった。

でも、結婚指輪を 2つも買うなら、

私が 本当に欲しかった指輪 1つの方が 安いよ。

なんで わざわざ 私の希望を 無視する。

 

 

そしてさらに。

うちは 婚約 → 入籍 → 結婚式

だったので、

結婚指輪を買ってから、

結婚式まで 7ヶ月ほど あいていた。

 

そこに 義母が 

「私たちが いつ 結婚指輪を

つけ始めるか」 について

入籍前日に 指示をしてきた。

 

うるせーババアだな!!ムキーッ  

 

夫に電話して ブチキレた。

 

私:「私は お前の母親の娘じゃない。

  だから あんたらのように

  あの母親の 言う事を

  黙って聞けるような 人間じゃない。

  自分の親を なんとかしろ!」

 

もちろん 夫はもっと 私にキレてきた。

だから 結婚は やめると 夫に伝えた。

 

そしたら 急に慌てだす夫。

でも あそこまで 親の言いなりな男と 

一緒にいても 良いことない。

 

本気でやめたかったけど、

私の親も 慌てだすし、(当たり前か)

ここで 結婚を逃すと

一生結婚出来ない気もするし、

一度くらいは 結婚しといたほうがいい気もする。

という事で、メリットデメリットを考えて

やっぱり 結婚する事はした。

 

後々 何度も後悔した。

なんで あの時 やめなかったのか。

 

 

あしあと結婚指輪を 買いに行った時、

私の母も 一緒に来ていた。

 

自分の希望を 必死で義母に

伝えようとしている私に 母は、

 

お義母さんの 言う事を聞かせようと 

ニコニコしながら 優し~く 私を追い詰めた。 

あの人は

どんな時でも 他人の味方。

 

私を 「自分勝手な人間」 という立ち位置に置いて、

自分は 「良い人間」 の立ち位置に着く。

私を我慢させる 立派な母親風、

そして もめ事を 収める風にする。 

母はそれが とても上手い。

実際 我慢してるのは 私だけ。

そこのフォローも した事無い。

2人の時に 母に不満を伝えると、

ヒステリーを起こす。

こういう 母の顔を 知ってるのは 私だけ。

あ、姉も知ってるはず。でも姉はもう向こう側の人間。

残念。