収録曲

01 Young At Heart (Radio Edit)- 3:18

02 Young At Heart (Long Version)- 4:29

 

リリース

1997年6月5日

 

プロデュース

Mike Porcaro

 

参加ミュージシャン

Mike Porcaro:bass

Steve Porcaro:keyboards

Carlos Vega:drums, percussion

Joseph Williams:vocals

 

ウェブ検索によると、1997年ヨーロッパサッカーのチャンピオンズリーグ決勝戦の中継の際にドイツテレビ局で使われた曲のようです。ジェフ・ポーカロに捧げる曲とも書いてありました。

 

 

その内容ですが、まさに大多数が思うTOTOの音、といった感じです。

 

スティーヴ・ポーカロの厳かなシンセサイザーのイントロから始まります。そして、ジョセフの伸びやかなヴォーカルがじわじわと盛り上がっていき、サビのシャウトでクライマックスとなります。

 

そしてこれらの音を支えるカルロス・ヴェガのドラムがまるでジェフのようです。ポーカロブラザーズの名のもと、ジェフを意識したプレイだったのでしょう。もちろんベースはマイク・ポーカロ。

 

こんな曲を持って来られると、間奏のサックス(クレジットではサックスが居ないので、スティーヴの打ち込みでしょうか)部分で、ルークのギターソロが欲しくなってしまいました。

 

2010年のTOTO再結成以降、TOTOの曲ではないけどスティーヴ自身の曲である "Human Nature" を何度か演奏していましたが、この曲のTOTOヴァージョンもいつか演奏してくれないかな、と密かに期待していました。スティーヴは2019年で脱退してしまいましたので、結局実現しませんでしたが。

 

なおこの曲は、マイクがプロデュースですが、曲を作ったのはスティーヴです。アレンジもスティーヴだと思われます。この曲を聴いて改めて思うのは、リズムセクションも大事ですが、スティーヴのアレンジあってこそ多くの人が思うTOTOだと思わずにはいられません。