全く更新をしていないにもかかわらず、

 

たまに3桁を超える閲覧数、

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

後悔と失敗の連続の介護生活、

 

同じように後悔をされる方が一人でも少なくなるよう…

 

そんな思いで始めたブログでした。

 

今から介護を始める方、

介護が始まったばかりの方が、

後悔なされないよう、

 

少しお話をさせてください。

 

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最近知り合いの方から、

 

『お義母さんに認知症の薬を飲ませてしまった。

失敗だった…』

 

という話を聞きました。

 

お義母様は80代前半。

 

数年前、運転免許を返納したことをきっかけに、

すこしずつ認知症の症状が出始めた、とのこと。

 

ただ、私が聞く限りでは、

 

”年相応の対応力、気力、記憶力の低下”

 

それほど心配するほどには思えませんでした。

 

しかし、その知り合いのご主人は

 

”自分の母親だから、ゆえ

 

だとは思うのですが、

 

心配をして、周囲からのアドバイスもあり、

 

脳神経外来を受診したそうです。

 

初受診はおととし

 

この時は、

年相応の物忘れ程度、

特に薬は必要なし、

 

そして、昨年も、初受診の時と同じく、

薬の必要は無し

 

という診断だったそうです。

 

しかし、今年の診断では、

『脳の萎縮が見られる。

薬を服用して様子をみましょう』

となったようです。

 

薬の服用については、

とっても迷ったそうなのですが、

 

脳神経外科に勤めている親戚の方から、

『たくさんの人が飲んでいる薬だから大丈夫!』

言われたことで服用を決意、

 

飲み始めて2か月。

 

お義母様のうつ状態が良くなるどころか

 

怒りっぽくなり、

 

洗濯機や食洗器の使い方まで忘れてしまい、

 

明らかにおかしい。

 

薬について調べると、

 

全ての症状が副作用であることが分かったそうです。

 

『だから、安易に薬はダメ…って言ったのに…』

 

と、私は伝えましたが、

 

薬に期待したい

 

という気持ちも痛いほど分かります

 

でも、後悔してからでは遅いんです…。

 

このご家族は、

 

お義母さまをとっても大切にされていて、

 

”おばあちゃんといつまでも一緒に暮らしたい”

 

と、お孫さんもおっしゃっているそう。

 

お義母様は、元々出不精で、

 

一日中、お家にいらっしゃる方だそうで、

 

徘徊の心配は無さそう…とのこと。

 

徘徊が無い…、ということだけは、

 

今のところ安心ですが、

 

この副作用がいつまで続くか、

 

今後の生活に影響はないか…

 

心配です。


特に、レビー小体型認知症は

薬剤過敏です。

安易な薬の服用はとても危険です。


未だに知らない医者もいますので、

ご注意ください。