レビー小体型認知症の父を持つ娘です。
2016年11月、”レビー小体型認知症”と診断されました。
何も分からないまま、突然始まった介護生活。
認知症と診断されてから６年経ちました。
私たち家族の経験が、
同じように悩む方の参考にほんの少しでもなればな…
という思いで綴っていきます。
医療や介護従事者の方たちへの批判や不満を記すつもりは、
全くありません。
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父を心配する母の話を、
『歳を取ったらそんなもんでしょ』と言いながら聞いていた私も、
異変を感じるようになり始めた頃です。
祖父の代から、大切にお祀りしてきた神様（神棚）を、
突然『処分する』と言い始めたのです。
止める母の言うことを聞くはずもなく、
結局、
何体かお祀りしている１体の神様と神棚を、
近所の神社へ預けてしまったのです。
それを聞いた私は、とても驚きました。
父は信心深く、決してそのようなことはしないと思っていましたから。
普通では考えられない行動を起こすのです。