泥まみれになって走り回っていたあの頃、学校にあった小山は巨大だったし、公園のジャングルジムだって見上げるほどの大きさだった。
自分が成長したから、ソノトキの記憶よりも小さく見えるようになった。そう感じた事、皆んなあるはず。
1996年だったかな。
日刊アマという試合に、当時大学生だった私は優勝しました。志村さんという方とのプレーオフ。最後のパットは痺れたけれど、本戦プレー中はプレッシャーも無くスイスイとプレーしていた記憶がある。
昨日、
久しぶりに、その宍戸の東コースをプレーさせて頂きました。
いやー
狭い。
自分の記憶よりも狭く感じたし、プライベートでもそれなりにプレッシャーを感じた。プレーオフをしたホールも、当時気持ちよくかっ飛ばした感覚とはまるで別物だった。
あの頃の自分より身体が大きくなったから?
あの小山みたいに、ジャングルジムみたいに、コースも然りなのか。
気持ちだよね。
色々な経験が、その時には見えなかった"ダメなもの"を見えるようにして、コースを狭くしてしまっているのだろう。当然、樹木が成長したなどの物理的なものも多少はあるけれど、何十年ぶりに行くコースはほとんど同じ感覚になる。
それは、ネガティブに聞こえるけど実はそうとも限らない。見えなかったものが見えることで、失敗をあらかじめ避ける事ができるようになるとも考えられる。しかし当然、そこに必要となってくるのが絶対的な『技術』。鍛錬である。 悪くなる時も、良くなる時も、先に気持ちは変わらない。技術先行気持ち後付けなのです。
息苦しい世の中ですが、皆さんご自愛されまして、ゴルフも楽しんで頂けたら幸いです。
今年も宜しくお願い致します😷

