必ずおこる大地震の備えは? | 吹田市議 倉沢さとしブログ

必ずおこる大地震の備えは?

 

防災の日で訓練

 

日本国内では2~3年おきにM7クラスの地震がおきています。9月1日は「防災の日」。吹田市は2日に吹田市地域防災総合訓練を北千里公園で開きました。石川たえ府議、市議団が参加しました。
(写真)はしご車で高速道路で逃げ遅れた市民を救助する訓練。
吹田市は上町断層という活断層が通ります(新御堂筋に沿っています)。南海トラフ地震も今世紀末にも発生が予想されています。
地震からの被害をいかに少なくするか。阪神淡路、東日本大震災の教訓をどういかすか、が問われます。
市内の南部地域は密集市街地での火災が心配されます。地震で火災が起こり、家や電柱が倒れ避難通路・消防通路が確保できない事態が心配です。マンションなどの集合住宅では1981年から耐震基準が強化され、震度6強で倒壊しない基準になり、耐震指標「IS値」0.6未満は改修が必要とされています。耐震不足とされたマンションの耐震工事は数千万円から数億円かかり、区分所有者の半数の賛成が必要で、実態はほとんど改善されていません。
地域の連帯やつながりが薄い地域では、地震台風などの災害による被害が拡大しやすくなります。老人ホームや介護施設、障がい者施設などが福祉避難所として防災拠点となる取り組みも求められています。