救急車7台体勢を9台体勢に強化 | 吹田市議 倉沢さとしブログ

救急車7台体勢を9台体勢に強化



救急体勢の強化で前進

 吹田市は119番の通報をうけて現場に急行する救急車の体勢を、7隊体勢(救急車7台)から2隊(2台)増設し、9隊(9台)にすることを決めました。先月の12月議会で、2隊分として31人の職員増員を全会一致で議決しました。
 日本共産党は、本会議でも繰り返し質問し、毎年の予算要望でも要望してきました。

 救急車出動の要請は大きく増えています。交通混雑のため、救急車の現場到着時刻が伸びています。平成20年は5分7秒で到着、平成26年は5分30秒かかっている。救急車出動要請は平成20年に約8000件、平成26年には約1万7000件と激増している。市民の命をまもるために、一日も早く増隊を、との声が上がっていました。

 いっぽうで国基準は、人口に応じて救急隊の数が決められています。吹田市は36万人、基準は10隊です。しかし、現在は7隊しかなく充足率は70パーセント。大阪府下では低いレベルとなっていす。今回の増設で、やっと大阪府下平均レベルになるとのことです。

 市民の命をまもる救急体勢の充実はひきつづき重要な課題です。前市長の下では、効率が優先され、職員増員は後回しになっていました。今回、市長が交代したので実現したものです。日本共産党はひきつづき消防力の充実へがんばります。
(写真は出初式行進の先頭にたつマスコット)