西山田集会所で育つコミュニティ | 吹田市議 倉沢さとしブログ

西山田集会所で育つコミュニティ



西山田地区集会所で育ったコミュニティの力を壊すな
〈質問〉
 財政危機の宣伝のもと、公共施設の最適化方針で施設を売却することが検討されてきた。しかし、利用実態を無視して、上から目線で強引に統廃合や売却を進めるべきでない。
 先日の社会福祉協議会のシンポでは、地域のつながりがいかに大切であるか。西山田地区では、地区集会所が拠点となり活発に取り組まれていることの紹介があった。
 公共施設が古くなり、どのように維持、整理するかは重要課題だが、市民の立場で検討すべきだ。

〈後藤市長〉
 西山田集会所は幼稚園の跡地を暫定的に利用しているもので、市が正式に位置づけた公共施設ではない。その上、施設の老朽化が進行しており、耐震基準を満たしていないなど、これからも継続的に今の形で使い続けることはできない。
 ただ、この施設を核にした非常に強い地域の市民力、そして地域コミュニティを育む多様で継続的な取り組み、現在の取り組みを絶やすことは大きな損失であると感じております。 今後、同施設のあり方につきましては、他の地域とのバランスを考える必要ももちろんございますが、成熟社会を実現する上で、地域自治のトップランナーとして他の公共施設との機能の複合化も視野に入れ、検討を進めてまいりたい。