開業直前 エキスポシティの課題? | 吹田市議 倉沢さとしブログ

開業直前 エキスポシティの課題?



開業ひかえたエキスポシティの課題は?

公約実現へ。倉沢さとし市議が後藤圭二市長に7月議会で質問しました。
事業者の利益優先でなく市民目線で
〈質問〉
 新しい海遊館の施設建設や商業施設、ガンバの新スタジアムなどで多くの市民が歓迎し、期待している。しかし、本会議場で、さまざまな課題を指摘してきたが、解決にむけて進展があったのか。
 特に、モノレール駅からスタジアムへの歩行者通路についてユニバーサルデザインがなされていない。障害のある方は大きく遠回りを求められている。
 緊急自動車への配慮が無い。山田東地区の住宅街への生活道路になる樫切山北交差点から万博公園南までの車線拡幅工事で、中央にコンクリートブロックを設置する。緊急自動車には、じゃまになる。片山交差点のように黄色線表示にした方が、緊急車が通行しやすい。
 広域的な交通情報について高速道路のように、数キロ前からの案内板の設置を求めてきた。しかし、検討中であり解決されていない。
 これらの緊急課題はどうするのか。そもそも50年に一度の街づくり。吹田市としてトータルコーディネートが必要ではないか。

〈後藤市長〉 
 残念ながらこの事業は、大阪府が主導したもので、吹田市は誘致段階での関与をしっかりしてこなかった。ただ、吹田市は他の市には無い環境影響評価条例があり、交通問題の解決では大きく計画を変更させることができた。大型商業施設がオープンすれば大量輸送手段がないなかで、交通渋滞を週末ごとに起こすことが憂慮される。万博公園の管理が昨年4月から、大阪府に移管された。交通対策を講じるだけでなくエリア全体が吹田市のブランドにふさわしく、地域に喜ばれるような姿になるよう求めたい。