吹田貨物ターミナル駅が開業だが・・ | 吹田市議 倉沢さとしブログ

吹田貨物ターミナル駅が開業だが・・

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吹田貨物ターミナル駅が開業

問題先送り・・・吹田の責任は重い

  JR貨物がすすめていた吹田貨物ターミナル駅が完成し、2月8日、吹田操車場等あと利用対策特別委員会で現地視察がおこなわれた。吹田警察署の南500メートルに位置する南清和園町吹田第六小学校よこの専用出入口から入場し(写真)、専用道路を通り、岸辺駅の横に作られたコンテナホームを視察した。トラック台数は厳格にカウントされる。専用道路は線路を横断するためトンネル部が2ヶ所ある。
 貨物駅は、吹田駅から岸辺駅につながる細長い形をしている。鉄道貨物の拠点としての役割を果たす。協定で、貨物量は年間100万トンまでとされる。鉄道で運ばれてきた貨物を、鉄道やトラックに積み替えて消費地に向かう。

 市民からは、公害防止対策で、「喘息被害があるなかで、さらに環境が悪くなる。対策を」。「貨物専用道は全面的にトンネルに」。「ジーゼルトラックの市内通行の規制を」などの声が出されている。吹田市として、「協定」や環境アセスメントの約束など、最低限の約束を守ることは当然であり、環境を良くするために誠実に努力することが求められる。
 貨物駅問題は、2006年、4万人の直接請求の署名を無視し、貨物受け入れの合意が強行された。阪口市長(当時)は、関西財界が絵を描いた梅田地区開発を優先する立場から、公害問題をかかえる施設を受け入れをやむなしとした。市民からは、騒音問題、環境悪化などの不安が寄せられ、貨物駅受け入れの反対運動に発展した。
 公害被害で苦しむ市民を新たにつくってはなりません。共産党は引き続き、公害反対、環境まもれの運動を進める決意です。